〇 「おい、高安が大の里に勝って優勝戦線のトップに立ったぞ」「豊昇龍、琴櫻、大の里と3大関を下しての9勝1敗ですから本物ですね」
〇 「このままいけば悲願の初優勝もありそうだ」「今日の霧島戦がカギですね。突いたり引いたりバランスを崩すのがうまいから土俵際に気を付けないと・・」
〇 「高安の優勝パレードを見たいなあ。ああ神様、これまでの悲運を全部吹き払ってください . . . 本文を読む
梶井基次郎という作家をご存じだろうか。
代表作『檸檬』と書けば思い出していただけると思う。
表題作「桜の樹の下には死体が埋まっている」は、その『檸檬』という小説集の中の一編である。
梶井基次郎(かじい もとじろう、1901年〈明治34年〉生まれ、1932年〈昭和7年没。
20篇余りの小品を残し、文壇に認められてまもなく、31歳の若さで肺結核で亡くなった。
感覚的なものと知 . . . 本文を読む
「しばらくは花の上なる月夜かな」
関東地方は3月下旬にはサクラの開花予報が出ている。
高めの気温が続けば4月を待たずに満開になる。
千鳥ヶ淵や北の丸公園は例年花見の客でごった返す。
芭蕉の目の前にはサクラだけがある。
今を盛りと咲き誇る桜の花を上空から月が照らしている。
季節的にまだ寒さを感じる夜更け、月光を受けて満開の櫻花が輝いている。
見る者は芭蕉 . . . 本文を読む
〇 備蓄米の入札結果はどうなった アーソレソレ コメ高騰を抑える決め手と期待を集めたが ソレカラドーシタ 集荷業者が高値落札を厭わずに入札したので何も変わらない
〇 備蓄米が出ても店頭〈スーパーなど〉価格は微動もしない アーソレソレ 3,900円台の高値どまりのままだ ソレカラドーシタ 泣きを見るのは消費者ばかり
〇 放出備蓄米には「備蓄米」の表示をしないらしい . . . 本文を読む
〇 「寒い寒いと引きこもっていたらいつの間にか春場所が始まってたな」「へえ、ご隠居も引きこもりするんですか」
〇 「力士たちはこの寒空にみんな裸で頑張ってる」「裸が商売ですから」
〇 「豊昇龍は初日から突き出されてタナボタ横綱のメッキがはがれた」「阿炎の突き押しは威力がありましたね」
〇 「大の里は連勝、琴櫻は初日に負けてズルズルかと思ったらな . . . 本文を読む
「閑さや岩にしみいる蝉の声」
この句もよく知られている。
奥の細道の中でもトッップ10に数えられる名作だ。
若いころ山寺を訪れたことがあるが、岩と樹木で覆われた急な階段を登りつめると遥か下方に今降りたローカル線〈仙山線〉の駅が見えた。
芭蕉が登ったころは階段途中の出店もなかっただろうから、一歩一歩足元を確かめながら登ったのであろう。
昇りつめてふと気が付く . . . 本文を読む
仏の座が
やんわり
葉を広げる
季節になった
この葉っぱに
誰が座るんだろう
親鸞や日蓮のような
布教者だろうか
それとも
昨日まで身近にいた
家族や
友達だろうか
〈画像はウィキぺディア〉より . . . 本文を読む
〇 森友学園 とつじょ闇から 浮上する〈モリカケ論争はあの首相の時だった〉
〇 赤木さん〈近畿財務局〉 告発文書 開示なる〈大阪高裁により国が敗訴〉
〇 隠蔽は 隠してもペイしないと いう言葉〈閻魔さま〉
〇 赤木さん 奥さん 無念の日々 覆り〈やすらぐ日は来るか〉 . . . 本文を読む
「雲雀より空にやすらふ峠かな」
(ひばりより そらにやすろう とうげかな)引用した解説によれば、<意味>は峠の風に吹かれていると、下の方から雲雀 の鳴く声が聞こえて来た。なんと雲雀より 高いところで休息しているのだなあ。 雲雀は雀よりやや大きく褐色の地味な色を しているが、鳴き声が良く、高空をさえず りながら飛ぶ。雲雀が鳴く高いところより 上で休息しているので . . . 本文を読む
〇 「安売りのポテトチップス」とかけまして 「大相撲の懸賞金」とときます そのこころは どちらも「ゴッツァン」です
〇 「将棋の内藤国夫」とかけまして 「にっぽん昔話」とときます そのこころは どちらにも「おゆき〈雪〉という女」が出てきます
〇 「フキノトウ」とかけまして 「時代劇のワキ役」とときます そのこころは どちらも苦みが受けます
〇 . . . 本文を読む
〇 レアメタル 採掘拒否も すぐ折れた〈ゼレンスキー大統領]〉
〇 軍事費の ねこばばバレて 帳消しか〈バイデン米大統領時代の旧悪〉
〇 トランプは すかさず付けこみ 味方顔〈戦争を止めさせたと吹聴〉
〇 こっちにも よこせとプーチン 利権ねだる〈近々米ロ会談の予定〉
〇 ドナルドと ウラジーミルの 脅迫仲間〈ファーストネーム . . . 本文を読む
ぼくが読んだ幻想小説をもう一編紹介しよう。
その作品はニコライ・ゴーゴリの「死せる魂」である。
ニコライ・ヴァシリエヴィチ・ゴーゴリ(1809-1852)は、ロシアに初めてリアリズム文学を確立した人物として知られている。 代表作には、「鼻」、「外套」、「検察官」、「死せる魂」などがあり、いずれも独特の人物描写が印象的な作品になっている。
「死せる魂」は青空文庫で無料で読めるの . . . 本文を読む
タゲリという野鳥がいる
名前が面白いからいろんなことを想像する
この野鳥は田圃を歩きなながら
足で表面を蹴って水中昆虫を慌てさせ
浮き上がったところを
ウマウマと啄むんだろうな
実際はどうなんだろう
調べてみるとドンピシャリではなかった
北印旛沼や牛久沼では
稲刈り後の田起こしした田圃で採餌する
足 . . . 本文を読む
「むざんやな甲の下のきりぎりす」
タイトルは奥の細道に収められた芭蕉の句「むざんやな甲の下のきりぎりす」から取った。
当時は「きりぎりす」は「こおろぎ」をさしていう言葉で現在の「キリギリス」は「はたおり」と呼んだようだ。
ここに登場する甲〈かぶと〉は敵将・斎藤実盛の首に涙した義仲が、多太神社に兜を奉納したという史実が句の背景にある。〈義仲=清和源氏の祖〉
また「むざんやな」 . . . 本文を読む
〇 白米が 恋し懐かし コメ高騰
〇 居候でなくとも 三杯目は そっと出し
〇 お代わり自由 そんな時代もあったのに〈昭和・平成〉
〇 大盛めし あったればこそ 大盛り上がり〈何杯食べたか競い合った〉
〇 コメ操る 流通業者に タックルだ〈ラグビー部員〉
〇 食レポも 味のことより 量のこと
. . . 本文を読む