〇 「寒い寒いと引きこもっていたらいつの間にか春場所が始まってたな」「へえ、ご隠居も引きこもりするんですか」
〇 「力士たちはこの寒空にみんな裸で頑張ってる」「裸が商売ですから」
〇 「豊昇龍は初日から突き出されて牡丹餅横綱のメッキがはがれた」「阿炎の突き押しは威力がありましたね」
〇 「大の里は連勝、琴櫻は初日に負けてズルズルかと思ったらなん . . . 本文を読む
「閑さや岩にしみいる蝉の声」
この句もよく知られている。
奥の細道の中でもトッップ10に数えられる名作だ。
若いころ山寺を訪れたことがあるが、岩と樹木で覆われた急な階段を登りつめると遥か下方に今降りたローカル線〈仙山線〉の駅が見えた。
芭蕉が登ったころは階段途中の出店もなかっただろうから、一歩一歩足元を確かめながら登ったのであろう。
昇りつめてふと気が付く . . . 本文を読む
仏の座が
やんわり
葉を広げる
季節になった
この葉っぱに
誰が座るんだろう
親鸞や日蓮のような
布教者だろうか
それとも
昨日まで身近にいた
家族や
友達だろうか
〈画像はウィキぺディア〉より . . . 本文を読む
〇 森友学園 とつじょ闇から 浮上する〈モリカケ論争はあの首相の時だった〉
〇 赤木さん〈近畿財務局〉 告発文書 開示なる〈大阪高裁により国が敗訴〉
〇 隠蔽は 隠してもペイしないと いう言葉〈閻魔さま〉
〇 赤木さん 奥さん 無念の日々 覆り〈やすらぐ日は来るか〉 . . . 本文を読む
「雲雀より空にやすらふ峠かな」
(ひばりより そらにやすろう とうげかな)引用した解説によれば、<意味>は峠の風に吹かれていると、下の方から雲雀 の鳴く声が聞こえて来た。なんと雲雀より 高いところで休息しているのだなあ。 雲雀は雀よりやや大きく褐色の地味な色を しているが、鳴き声が良く、高空をさえず りながら飛ぶ。雲雀が鳴く高いところより 上で休息しているので . . . 本文を読む
〇 「安売りのポテトチップス」とかけまして 「大相撲の懸賞金」とときます そのこころは どちらも「ゴッツァン」です
〇 「将棋の内藤国夫」とかけまして 「にっぽん昔話」とときます そのこころは どちらにも「おゆき〈雪〉という女」が出てきます
〇 「フキノトウ」とかけまして 「時代劇のワキ役」とときます そのこころは どちらも苦みが受けます
〇 . . . 本文を読む
〇 レアメタル 採掘拒否も すぐ折れた〈ゼレンスキー大統領]〉
〇 軍事費の ねこばばバレて 帳消しか〈バイデン米大統領時代の旧悪〉
〇 トランプは すかさず付けこみ 味方顔〈戦争を止めさせたと吹聴〉
〇 こっちにも よこせとプーチン 利権ねだる〈近々米ロ会談の予定〉
〇 ドナルドと ウラジーミルの 脅迫仲間〈ファーストネーム . . . 本文を読む
ぼくが読んだ幻想小説をもう一編紹介しよう。
その作品はニコライ・ゴーゴリの「死せる魂」である。
ニコライ・ヴァシリエヴィチ・ゴーゴリ(1809-1852)は、ロシアに初めてリアリズム文学を確立した人物として知られている。 代表作には、「鼻」、「外套」、「検察官」、「死せる魂」などがあり、いずれも独特の人物描写が印象的な作品になっている。
「死せる魂」は青空文庫で無料で読めるの . . . 本文を読む
タゲリという野鳥がいる
名前が面白いからいろんなことを想像する
この野鳥は田圃を歩きなながら
足で表面を蹴って水中昆虫を慌てさせ
浮き上がったところを
ウマウマと啄むんだろうな
実際はどうなんだろう
調べてみるとドンピシャリではなかった
北印旛沼や牛久沼では
稲刈り後の田起こしした田圃で採餌する
足 . . . 本文を読む
「むざんやな甲の下のきりぎりす」
タイトルは奥の細道に収められた芭蕉の句「むざんやな甲の下のきりぎりす」から取った。
当時は「きりぎりす」は「こおろぎ」をさしていう言葉で現在の「キリギリス」は「はたおり」と呼んだようだ。
ここに登場する甲〈かぶと〉は敵将・斎藤実盛の首に涙した義仲が、多太神社に兜を奉納したという史実が句の背景にある。〈義仲=清和源氏の祖〉
また「むざんやな」 . . . 本文を読む
〇 白米が 恋し懐かし コメ高騰
〇 居候でなくとも 三杯目は そっと出し
〇 お代わり自由 そんな時代もあったのに〈昭和・平成〉
〇 大盛めし あったればこそ 大盛り上がり〈何杯食べたか競い合った〉
〇 コメ操る 流通業者に タックルだ〈ラグビー部員〉
〇 食レポも 味のことより 量のこと
. . . 本文を読む
「あけぼのや白魚白きこと一寸」
この句は「のざらし紀行」に典拠する。
「まだほの暗きうちに浜のかたに出でて」との前詞がある。
鋭い感覚的な句であり、桑名の東郊、浜の地蔵堂で詠まれた。
「白魚」は一般的には春の季語であるが、この句では「白魚一寸」として冬に
扱った。初案は「雪薄し・・・・・」であったが、雪の白と白魚の白とで印象
が分裂する . . . 本文を読む
トニー・ベネットの歌も知らないのに
なぜかニコニコ顔が目に浮かぶ
鼻が大きくて声に艶があるから印象深い
そうだ「思い出のサンフランシスコ」は大好きだ
シナトラよりもトニー・ベネットだ
ゆったりしていて懐が深そうだ
亡くなったのは残念だが96歳まで長生きしたらしい
孫子に囲まれて幸せな人生を送ったと思う
晩年にはレデイー . . . 本文を読む
〇 兵庫県知事アドバイザーのPR会社に司直の手が入った アーソレソレ 公職選挙法違反の立件ができるのか ソレカラドーシタ 神戸県警・検察のメンツもあるから何とかするのだろう
〇 兵庫県知事斎藤さんは相変わらずの平身低頭 アーソレソレ 一方で裁判に訴え県民の支持受けたと開き直る ソレカラドーシタ 選挙参謀のPR会社と首突き合わせ総べてはボランティアと言い張ることにする
  . . . 本文を読む
「行く春や鳥啼き魚の目に涙」
あまり知られていない句を二回続けたので今回は誰でも知っているが句の意味がイマイチ理解しづらい作品を取り上げた。
この句が読まれた状況は、芭蕉がいよいよ奥の細道の旅に出発するのを俳諧の弟子たちが見送る場面である。
この時、芭蕉は40歳だから45歳の没年から考えると最晩年に近い。
当時、未開の東北地方〈失礼〉を徒歩で旅するということ . . . 本文を読む