初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ツルソバ   冷めることのない恋     千葉、房総のクニ

2024-11-29 00:01:10 | 千葉、房総のクニ

 

 

真冬までずっと咲き続ける

 

いつまでも 胸の奥で

いつまでも 咲き続ける

 

冷めることのない恋

 

 

ショカ   ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 

(蔓蕎麦)タデ科タデ属。多年草。

日本(関東南部以西の海岸近く)、中国、マレーシア、インドに分布。

花びらに見えるのは萼。

花被片(かひへん)は長さ3~4ミリ。

花期、8月~1月ごろ(一般的には5~11月)。横に這って立ち上がる。

黒く熟した果実は食用。酸味がある。

中国や国内で栽培もされている。

サラダに添えたり。 新芽は天ぷら等で。

蕎麦の語源は、

三角の実を、尖った意の稜(そば)と。

小麦等との区別から、稜麦(ソバムギ)になり、

12世紀、鎌倉時代ころに、蕎麦となった説。

 

 

沖ノ島

 

海と

ひかりと

潮風のクニ

 

アイトヘイワの海

南房総国定公園内、館山湾の南側、

周囲約1kmの陸続きの小島(陸繋島・りくけいとう)。

約8000年前の縄文海中遺跡、世界的に注目されている

北限域のサンゴ等、貴重な自然が残る。

 

 

アーカイブ

7月中旬。

1cm巾側溝脇植物園で発芽・生育。 

この子も側溝を流れて遠くまで繁殖してるはず♪

 

8月下旬。

 

 

 

9月下旬。

 

 

メガネツユクサと。

つよくてきれいでなかよし。

 

 

 

 

10月中旬。

 

 

10月下旬。

シャリシャリと、口に仄かな秋がひろがる。

 

11月初め。

 

 

 

12月初め。

 

 

 

 

 

12月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

 

 

2月下旬。

 

 

 

同科別属、ヒメツルソバ アーカイブ

(姫蔓蕎麦)タデ科イヌタデ属。

別名、ポリゴナム。

ヒマラヤ原産。明治時代に導入。

 

 

5月初め。運河の壁に。すごい繁殖力。

 

 


イソギク   海とひかりと      千葉、房総のクニ

2024-11-25 00:01:12 | 千葉、房総のクニ

 

海と

ひかりと

潮風のクニ

 

アイトヘイワの海

 

 

 

 

(磯菊)キク科キク属。多年草。海浜植物。

原産地、日本。自生地:伊豆、房総。

草丈:30~60cm、花期:10~12月、花径:1.5cm。
葉裏にある毛が表まで見えた、うつくしい白い縁取りが特徴。

名の由来、海岸に咲くことから。

イワギク(岩菊)とも。

 

沖ノ島

南房総国定公園内、館山湾の南側、

周囲約1kmの陸続きの小島(陸繋島・りくけいとう)。

約8000年前の縄文海中遺跡、世界的に注目されている

北限域のサンゴ等、貴重な自然が残る。

 

ショカ

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 

アーカイブ

10月中旬。

 

11月中旬。

 

11月下旬。

 

12月上旬。

 

 

仲間アーカイブ

ハナイソギク

(花磯菊)キク科キク属。

原産地:日本。自生地:伊豆、房総。

草丈:30~40cm、花期:10~11月、花径:1.5cm。

イエギク(家菊)の交雑、また、海岸に適応するために

舌状花を失った磯菊が先祖返りした可能性もある、と。

イエギクは、野生種の総称であるノギク(野菊)に対し、

園芸種のキクの総称。

短い舌状花を花と表現。

 


コイチジク(イヌビワ)    ただうつくしいだけ     東京都江戸川区小川の辺

2024-11-18 00:01:49 | 東京都江戸川区小川の辺

 

四季折々

葉も実もうつくしい

小さな

イチジク

 

ただうつくしいだけ

 

 

 

小無花果。クワ科イチジク属。

ショカが命名。

標準悪名、イヌビワ(犬枇杷)。別名は他にイタビ・イタブ。

原産地、日本(関東以西に)、朝鮮半島、台湾。

雌雄異株。花期、4〜5月頃。

樹高、5mくらいに。秋に熟す、食べられるが不味い。

イチジク(無花果)の由来、花が咲かずに実をつけるように見えることから。

イチジクは、1日に1個ずつ熟す「一熟」の説等。

標準悪名の由来、食用にならず、ビワに似たカタチ。0点。

犬に失礼、

ビワに似ていない。

小さなイチジクが相応しい。

 

 

 

アーカイブ

6月中旬。

 

6月下旬。

 

7月上旬。

 

 

 

7月中旬。

 

 

7月下旬。

実食。

まだ熟してないかもですが、無理!

因みにイチジクは好物で、乾燥ものを毎日少しづつ、

すこしのチーズとクルミにグラス一杯のワインで♪

 

 

 

8月初め。

 

 

10月中旬。

 

 

11月中旬。

 

 

11月下旬。

 

 

1月中旬。

 

 

1月下旬。

 

 

仲間 アーカイブ

イチジク

(無花果)クワ科イチジク属。

原産地、アラビア南部、西アジア。江戸時代に渡来。

樹高、5mくらいに。

「不老不死の果物」と呼ばれるほど古よりすぐれた食物。

アダムとイブが身に付けた最初の衣服。

 

実家の庭にありました。

遠い記憶の味。

 

 


クスノキ    ソラにつづく      東京都江東区恩賜の森

2024-11-11 00:04:25 | 東京都江東区恩賜の森

 

 

ソラにつづく

 

聖なる樹

 

 

 

日本でいちばん大きくなる樹

新潟の実家、道を挟んだ正面にクスノキがそびえていた。

寺と神社の参道が交わる場所で、

幼いころからソラにつづくトクベツな樹だと感じていた。

高所は苦手だったのに、よく登ってはソラや遠くを眺めるのがお気に入りだった。

いまだに樹にハグするのは、この遠い記憶があるからかも。

今そこは道路になってしまった。

僕が大人だったら止めることができただろうか・・。

 

 

(楠) クスノキ科ニッケイ属。

原産地、インド、東アジア。本州中南部以西に分布。北限は新潟県あたり。

花期、5月。花径、3~8mm。

樹齢1000年以上、樹高、50mにも。

日本でいちばんの巨木。聖なる樹と。

木部を蒸留し、防虫剤、医薬品になる樟脳油を採取。

名の由来、その香りから、奇(くす)しき木、訛ってクスノキ。

 

 

アーカイブ

4月上旬。

 

5月中旬。

  

 

 

 

 

6月中旬。

千葉県長生郡、国の天然記念物指定「笠森寺自然林」にて。

 

 

10月下旬。

 

ショカ

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 

11月中旬。

 

 

11月下旬。

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

タブノキ

(椨)クスノキ科タブノキ属。常緑。

日本(東北以南)東・東南アジアに分布。神社に植えられる。

花期、4~6月。花径5mmくらい。樹高、30mくらいに。8~9月ころに果実。

古より「天より降る木」と呼ばれ食用にも。

樹葉は線香の原料や、八丈島の「黄八丈」染料に。

名の由来、古来より神事との関わり深く、

霊(たま)が宿る木、「タマノキ」から転訛したという説。

 

 

 

  

  

 


ミズヒキ   ただ ゆれている    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-11-04 00:18:36 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

水引

うつくしいことば

 

とくにめでたくもなく

ならんだつばさに風をはらみ

ただ ゆれている

 

 

どこからともなくやってきて、

あちこち侵入。

決まった鉢はなく、

ドウモウな繁殖力というほどでもないが、

過酷な環境に耐えて、

毎年咲いている。

 

(水引)タデ科ミズヒキ属(イヌタデ属)。多年草。

日本全土、東、東南アジア、ヒマラヤに分布。

花期、8月~11月。

4mmくらいの花びらに見えるのは萼で、

4枚のうち上の3枚が赤、下の1枚が白。

草丈、80cmくらいに。

名の由来、花が赤と白で、祝儀袋などの水引にたとえて。

水引は、和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めた意。

 

アーカイブ

6月中旬。

千葉県千葉市の深い森。

 

 

7月中旬。

 

7月下旬。

 

 

9月上旬。

 

9月上旬。

うつくしい福島県の、のこり夏。

五色沼(ごしきぬま)。

北塩原村 磐梯朝日国立公園。

 

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

  

 

 

10月中旬。

 

 

10月下旬。

 

 

 

仲間 アーカイブ

ギンミズヒキ

(銀水引き)タデ科イヌタデ属。多年草。

日本全土、東アジア、東南アジア、インド東部に分布。

花期、8~10月くらい。草丈、80cmくらいに。

花色から銀と。

 

 

 

 

ともだち アーカイブ

キンミズヒキ

(金水引)バラ科キンミズヒキ属。多年草。

日本全土、東アジア、ヒマラヤに分布。

花径1cmくらい。 草丈90cmくらいに。

開花時期:7~10月。 薬草。