先日の日曜日の事である時間を見て剣山に登ってきました。しかし、ただ登山道を登ってのでは
山の変化を見る事も出来ないので、少し回り道をして鹿の食害被害はどうなっているのか？
調査も兼ねての登山といたしました。
ただ、ルートなどの公表は出来ませんのであしからず！
そんな剣山を登っていると、樹皮を剥れた真新しい樹木を発見！鹿の食害については
幾分、減ったと言う話が、出てきますが所によっては、この様に樹皮がはがれている場所が
多々見受けられる場所が、出てきます。
確かに以前は登山道を歩いていても、車で剣山周辺を走っていると、必ずと言ってイイほど
鹿を目撃していたものですが最近は少なくなってきているように思えるのですが
人目につきにくい場所などでは、まだまだ鹿の横行が目についているように思います。
そんな森の中は、今も下草が生えない環境となり大きな樹木が、かろうじて残っているだけ
しかし、この大きな樹木にも鹿の脅威は迫っています。
樹木の樹皮が、剥れ枯れ行く木・・・森の環境は著しく変化を伴っている様子が伺える
そんな状態が続いている山々、そんな場所に立っていた私がいました。
この日は、三嶺では大規模捕獲作業が行われていた日でもあり 先日も作業に参加された
人のブログ記事を掲載いたしましたが、一定の成果があった！
と言う記事が書かれてありましたが、昨日、（２２日・土曜日）に捕獲作業にあたられた
方の話を聞くことが、できました。
その中でも、前回の反省もかねて、作戦変更もあったそうですが、広い範囲を追い込んで
行く事もあり隙間などから飛び出してしまう、鹿が居たりするので、範囲を限って
集中的に鹿を集めて見るのも一つの方法かもしれないとの、お話をいただきました。
お話を伺う中でも、全国的にも例が無い今回の捕獲作業なので、思考錯誤を繰り返しながら
適切な鹿の数の管理に対しての取り組みを行ってほしいものです。
話を元に戻して剣山の鹿は如何だったのか？ この日は鹿の姿を見る事は出来ませんでしたが
数日前に降った雪が残る中、鹿の糞が残っていました。
剣山の鹿は、いずこ？
では、無く人知れず一般の方が立ち入らないような場所では鹿が潜んでいる！
そんな、一場面が、ココにはあったように思います。
遠くに、そびえ立つ山々・・・かつての山は緑に覆われ動植物の豊かな森がありました。
沢山の水をはぐくみ水源を保っていたのが森でした。
そんな、言葉が将来出てくるかも知れないとある人の、言葉を思いだしながら
山々を眺め見て初雪、残る剣山を後にいたしました。
倒木に残る雪と苔が、この日の背景を彩っていました。
適切な保護と管理が問われる山の現状がココにはあります。
登山道にも雪・・・まさに剣山は冬そのものです。
