季節は進みつつある、今日この頃ですが、まだまだ朝晩の肌寒さが
残る徳島県・三好市東祖谷ですが、かつての重要な幹線道であった
歩道がどれだけあったのだろうか?
いま、そんなことを考えなが、住んでいる集落の歩道を再確認をしています。
きっかけは、前回、行われた土砂災害を考えるの会の話を聞く中
車社会の中、車道が土砂により数十箇所に及び通行が不可能になり
集落が孤立をしたとき、避難は、物資と救援を行っていただく上で
人の動きが必要となる時、車道以外のルートは何があるのか?と考えたからでした!
そんな事で、GPSを使って地図には出てこない歩道の情報を集めている私がいます。
二週間をかけて自分が住む集落の歩道情報を集めていますが
やっていることが、かつての歩道を訪ね歩く・・・と言った郷土史の一環として終われば
それでよし!
なのですが・・・災害が起こらない事を祈るばかりです
さて、関係の無い話が長くなりましたが、
西祖谷のかずら橋から15分!東祖谷にある最初のトンネルに
小島トンネルがあります。
この手前にあるのが、今井橋・・・新緑が祖谷川に架かる橋から
静かな光景を楽しむ事ができます。
緑、多き橋の袂は集落を結ぶ重要な幹線道でしたが、今は静かな
たたずまいとなり、静かなる癒しのスポットとなっています。
バス停も今も健在!しかし 車社会の中、公共交通であるバス
利用者は少なくなってきています。
新緑が祖谷川に映えています!山里の初夏が始まろうとしています。
かつては、木造の橋も今は頑丈な鉄板の橋となりました!
時は流れ、現在の風格を現している橋が、ここにあります。
追記:かつて祖谷地方には複数のかずら橋があったと言われています。
そんな、かずら橋も時代と共に現在の鉄橋などに置き換えられてゆきました!
今残っているのが、観光を目的としたかずら橋が2箇所・・・西祖谷のかずら橋と東祖谷の
奥祖谷・二重かずら橋の2箇所だけとなりましたが、今現在の形となった今井橋ですが
その、昔はかずらで作られた橋であったのでしょう!、
そして十数年前までは、木造で作られたつり橋でしたが、今では頑丈な鉄板が底に敷かれて
いますが、昔ながらの面影を残しながら残る生活の為の1本の橋・・・
今後も変わる事無く残って欲しい橋でもあります。