NINGEN ISU / Toshishun（人間椅子 / 杜子春）

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文学バンドと言われて久しい人間椅子の新曲が発表され、かれこれ数日が経ちますが

 

これまで、江戸川乱歩の小説の世界観を描き出していた人間椅子・・・

　

　　　　今回の描き出した世界は芥川龍之介の世界感を描き出されています。

 

　この曲を聴いて見て感じた事は、今のご時世、そのものではと・・・

 

　　　　　　　　　中でも歌詞の中に隠された、この言葉は耳に残る一小節

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　一小節目（抜粋）

　　　　　　　　　　　　杜子春は辛いのです
　　　　　　　　　　　　この世が暗いのです
　　　　　　　　　　　　すべてがあべこべです
　　　　　　　　　　　　嘘が真(まこと)　真が嘘

　　　　　　　　　　　　　　二小節目（抜粋）

　　　　　　　　　　　　杜子春は怖いのです
　　　　　　　　　　　　病が止まぬのです
　　　　　　　　　　　　災いが消えぬのです
　　　　　　　　　　　　生きるも地獄　死ぬるも地獄

　　　　　　　　　　　　　　三小節目（抜粋）

　　　　　　　　　　　　杜子春は寒いのです
　　　　　　　　　　　　世界が冬なのです
　　　　　　　　　　　　争いが絶えぬのです
　　　　　　　　　　　　顔は菩薩　腹は阿修羅　

 

今の世の中・・・こんな感じだと！感じさせられる歌詞でもあります。

　　

　　　早い時期に、今のご時世が治まり、以前のような穏やかな世の中が訪れる事を・・・

 

　　　　　　　　　　願うばかりの夜の中に・・・

 

杜子春・・・ 洛陽 の都、ある春の日の日暮れ、西門の下に杜子春と言う青年が

　　　　　　　貧困にあえいだ生活をしていました。

　　　　　　　そこに現れたのが、謎の老人・・・老人がこの場所を掘ると黄金が

　　　　　　　出て来るからと謎の言葉を残しその場を去ったとあります。

　　　　　　　大金持ちになった杜子春は大盤振る舞いの生活をしました。

　　　　　　　しかし、三年と持たず再び貧困生活に・・・

　　　　　　　

　　　　　　　再びに西門の下にたたずんでいると再び現れたのが、あの老人でした。

　　　　　　　そして、前回と同じ様に老人は言葉を残し、大金持ちとなった

　　　　　　　杜子春・・・前回と同じように3年と持たず貧困に陥ります

　　　　

　　　　　　　そこに、三度　現れた老人・・・この時、杜子春が放った言葉は・・・

　　　　　　　続きは下記のリンクを参照していただければと思います。

 

杜子春（芥川龍之介）のあらすじ ｜ あらすじ

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    杜子春 - Wikipedia                         

 杜子春

 人間椅子

  苦楽

 作曲：和嶋慎治
  作詞︰和嶋慎治

 歌詞

お父さん
黄泉路の国でお達者でしょうか
お母さん
その後お体変わらずいますか

杜子春は辛いのです
この世が暗いのです
すべてがあべこべです
嘘が真(まこと)　真が嘘

 

杜子春
杜子春
杜子春
呼ばう心の声が
杜子春
杜子春
杜子春
諭す心の声が

道は己で選べと

お父さん
常世の国は住みよいでしょうか
お母さん
季節折々ご自愛ください

杜子春は怖いのです
病が止まぬのです
災いが消えぬのです
生きるも地獄　死ぬるも地獄

杜子春
杜子春
杜子春
呼ばう心の声が
杜子春
杜子春
杜子春
諭す心の声が

道は己で進めと

空を舞う　鳥たちの　健やかさ
野を駆ける　獣らの　朗らかさ
なぜに　我々は迷うのでしょう

お父さん
いずれそちらに伺いますので
お母さん
お顔拝めずお許しください

杜子春は寒いのです
世界が冬なのです
争いが絶えぬのです
顔は菩薩　腹は阿修羅

杜子春
杜子春
杜子春
呼ばう心の声が
杜子春
杜子春
杜子春
諭す心の声が

道は己で掴(つか)めと