第11回足利オペラ・リリカ定期公演は
私が愛する大正浪漫の美しい和の《愛の妙薬》を
12年振りに実現しました!!
正に足利オペラ・リリカが始まった時に生まれた舞台。
干支が1巡りしたところで浅草から電車1本で繋がる足利で
音楽監督として再演させました。
大きな、そして大切な自分の夢をまた1つ叶えることが出来ました。
舞台芸術は散りゆく桜の花びらの如く一瞬の儚いものですが
意義あるものを生み出せた時、その感動は誰かの心に永久に刻まれると思っています
12年前に出来たことが今は出来ないこともありますが
12年前に不可能だと思ったことが、今、出来たこともあるのでは??
燦燦と降りしきる花吹雪を見上げながら
小さくともこの手でオペラの舞台を創れていることに
自分の存在の意味を改めて感じた、そんな公演になりました
私に音楽監督を任せ、私を信じて応援してくださる足利の財団をはじめとする
関係者皆々様に感謝しかありません。
気力と体力が続く限り、今しばらくはオペラの舞台を創る努力を
続けていこうと思います
しかし・・・
今回のインチキ薬屋は最高に面白かったなぁ~~!!
いやぁ、本当に。
もう1回、もう1回!と思える舞台です。
次は再びの浅草かなぁ~