アートを見る目について聞かれたので少しお話しします。
技術の巧みさは絵を描かない人にも分かりやすいけど、
アートってそこを磨いて見せる工芸とは違うので、答えがない世界ですよね。
答えを求める教育のもとで育ってきた私たち。
きっと鑑賞者は答えがないことが不安なのかな、と思います。
これがいいよと誰かに薦められれば、それがよく見えたり、保険をもらったようで安心するのでしょう。
でも、そのジャッジも含めて、その人自身の姿。
アートは自分自身を映す鏡なのです。
同じ作品でも観る人によって印象が変わるのは、
それぞれが持つ心の鏡が違うから。
また同じ作品でも、日によって感じるものが変化することもあるでしょう。
数年前に見たときの印象と、今見た印象が違うと言うのはよくあることです。
なぜならアートは観る人のその時々の心を映すものだから。
人生の学びを深めて、ものを見る目が養われることもあるし、
常に心は影響を受けて揺れる鏡であるから。
作家にとっても鑑賞者にとっても、アートは己を映す鏡なのです。
人の言葉に惑わされず、今の自分を信じればいいのです。
どうぞアートをもっと身近に愉しんでくださいね
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