Sumibishin®︎ 樋口鳳香〜水墨画家のすみeブログ

大臣賞受賞 水墨画家 樋口鳳香のアート系ブログ
墨で描くかぐわしき美神たち〜『墨美神®︎』展覧会情報を発信します

【なにも描かれていない余白に深く呼吸する】

2022-05-29 08:39:39 | すみe-ART

動けなくなって気づくことがあるもので、

それはアートのチカラ。 

やたらとネットで物故作家の作品を眺めています。

(主に明治から昭和にかけての作品だったりするのだけど)

掛軸は画面の7割ほどがなにも描かれていない部分であることも多く。

その何も描かれていない空間に、深く呼吸をして、遠く思いを馳せています。

たぶん空間のない塗り込んだ絵は息が詰まるから、

今は心が自然と水墨画や、さらっとしたこの時代の日本画を求めているのかな…

「この景色、どこだろう。」

から始まり

「こんな景色の見える海の近くに住みたいな~。」

と、心は憧れを抱いて羽ばたき始めます。

どうぞ皆さま佳い1日をお過ごしくださいませ




竹内栖鳳舟



#樋口鳳香 #墨美神 #すみびしん #墨美神きもの掛軸 #水墨画 #竹内栖鳳 #六人部暉峰 #四条派 #運筆 #アート



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【神様の与えた休暇】

2022-05-28 08:19:37 | すみe-ART

先日、大きな怪我をしてしまい、動けなくなりました。

全治2週間。自宅で安静にしています。

薬で痛みもそのうち治まるし、

徐々に普通に動けるようになるそうです。

こんなに長い時間、休むのも初めてだし、

まして身体の動きが不自由になるなんて想像していなかったことで…

佳い季節でお出かけの予定もあったのでショックです。

偶然ですが、一年前から祈る姿ばかり描いています。

おだやかで平和な日々がなにより大事。

どうぞ皆さま、佳い一日をお過ごしくださいませ



神様の与えた休暇




#樋口鳳香 #墨美神 #すみびしん #墨美神きもの掛軸 #水墨画 #歌川派 #四条派 #運筆

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絵の向こう側の景色【竹内栖鳳と六人部暉峰】

2022-05-23 15:03:33 | すみe-ART

筆記具といえば今はすっかり鉛筆が主流ですが、

昭和のはじめ頃まで『筆』と『墨』が日常の中にあり…。

そんなだから、

先達の作品を眺めていると

「筆の使い方はかなわないな〜」

とつくづく思います。

運筆の変化で表現する南画はとくにですが、

一瞬雑に見えるほどに達者に流れる筆運びに驚嘆します。



さて。

画像は南画ではありませんが

『東の大観、西の栖鳳』といわれた、四条派の大御所、竹内栖鳳。

私の中で「竹を描く」といえば、竹内栖鳳で、

いずれの作品中も涼しげな空気感がなんとも言えず好きです。



竹内栖鳳の門下生には、

上村松園、西村五雲、伊藤小坡、土田麦僊、山口華楊などなど

錚々たるメンバーが並びます。

作品が気になれば、その生きた軌跡も気になり始めるもので…

竹内栖鳳、胃潰瘍を患い晩年は京都を離れ湯河原に定住するのですが、

女弟子であった、六人部暉峰を伴にします。

六人部暉峰は、優秀な日本画家でありながら画壇で活躍したのはわずか10年ほど。

栖鳳との間に生まれた七人の子を育てたと言われています。

人生いろいろ。絵の向こう側の景色を眺めたりする今日この頃です。



竹内栖鳳





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