墨美神®︎を表現するにおいて欠かせない
支持体である和紙(麻紙)や、きもの地、
墨や筆、技法についてなど
これから、少しずつお話ししていきますね。
画像は、よく使っていた伊予麻紙のにじみです。
和紙は手漉きの場合、
作られた年や、季節や、原料や、職人によって1枚ずつ差があるのだけど、
これはドーサ引きのようにすこし墨を弾く癖があったもの。
使いにくいけど、逆手にとって、それに合うモチーフを描きます。
仕上がりがザラッとした質感になるので、
ザワッと背中を逆撫でするような絵にぴったりです。
F20『縹緲たる春』に使用(2023.6『墨映展』出展)
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