この春は、新作『墨美神®︎きもの掛軸』を発表します。
私が着付けをおぼえたのが一年前。
着物ライフを楽しむ中で、少しずつ伝統の織物の知識も備わってきました。
この麗しい絹織物で墨美神®︎を飾ってあげたい、と思うようになり、
日本の伝統である掛軸作りを学ぶに至りました。
掛軸は丁寧に作り込めば作品を何百年と残すことのできる優れた技です。
西洋の額縁が入ってくるまでは、日本の絵画はこの表装によって飾られていたのです。
今回、墨美神を描いたあと、
墨美神に似合う反物選びから始めて、自ら掛軸制作を手掛けました。
反物との出会いは、一期一会。
今回は、運良く素晴らしい丹後ちりめんを入手でき、
描き上げた墨美神®︎に着物を着付けるように、裂地を合わせていきました。
使用した絹織物の組み合わせは、きっと今回だけのものになることでしょう。
『墨美神®︎きもの掛軸』は、この先さらに研鑽を重ねていく所存です。
ぜひ記念すべき第一号をご高覧いただければ、ありがたく存じます。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
初日3/10(水)は、15:00〜18:00まで在廊予定です。
【見えぬものの美~妖精展】
会場:サロンドゥラー、ギャルリーラー(銀座奥野ビル)
会期:3/10(水)~3/17(水)12:00~18:00・最終日 17:00まで
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