こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
私の趣味はテニスでして
(「知ってるわい!」とツッコむ方もいらっしゃると思いますが苦笑)
11年ほど毎週テニススクールに通ってまして、4年前からは1〜2ヶ月に1回のペースで試合に出ています。
もともと私のプレースタイルは落ち着いてつなぐタイプで、戦況や相手を冷静に分析する方でした。
プレー中のメンタルも比較的安定していました。
しかし、一定レベル以上の試合では全然結果が出ない日々が続き(今もそれは続いておりますがw)
「もしかして、様子を見過ぎて無難なプレーしかしていないから勝てないんじゃないか?」
「一つ一つのプレーに対する強い気持ち・思い入れが足りないんじゃじゃないか?」
「この先に行くには、プレースタイルを変える必要がある」
そんなことを思い始めまして
今年に入ってからは勝敗を気にして無難なプレーをするのは止めて、とにかく自分の思う様に強打して攻撃的しまくるプレースタイルに変えました。
そしたらミスを連発する様になり、全然勝てなくなりました。
今までのつなぐテニスをしていたら、勝てていたはずの人にも負け出しました。
負けるのは誰だって悔しいですので
そんな試合の後は、いつも自分のことを大嫌いになりながら家路につきます。
プレースタイルを変えてから10ヶ月、今もそんなに勝てないのは変わりません。
攻撃的なテニスにミスはつきものです。
もともとミスが大嫌いな私は、ミスを連発する度に猛烈に嫌な気持ちになります。
昨日はテニススクールの対戦形式の最後のポイントで、ダブルフォルトして負けてしまいました。
ダブルフォルトするのは、セカンドサーブを入れに行かずにファーストと同じ様にしっかり振っていくからです。
頭では「攻撃的に打つ」と決めた結果だから落ち込む必要は無いと分かっているのですが
それでもダブルフォルトした直後には猛烈に嫌な気分が沸き起こって来ました。
「猛烈に嫌な気分」とは何か?
言葉で正確に表現することは難しいのですが
「心の中に嫌な気分が充満して何も考えられなくなる」
そんな状態です。
でも、昨日は沸き起こってきた嫌な気持ちを頭で制御しようとせず、そのまま感じることにしました。
そしたら、あら不思議。
感じ始めて1分後くらいには、嫌な気持ちはお空へと消えて無くなってました。
家に戻る頃には「これって私がブログに書いた『また出た〜〜!』だな笑」って客観的に見ることができる様になりました。
嫌な気分は思考で制御せずにそのまま感じると、意外と早く無くなります。
心理学的に言うと、嫌な気分を嫌なままに感じてあげることは「自己一致感」を高めるからです。
自分の気持ちをそのまま採用し、そのままの態度をとったことに自分が満足して、嫌な気持ちが消えていくのです。
また、自分の気持ちを採用することは自分の気持ちを肯定することですので、付随して自己肯定感も高まります。
人によっては、嫌な気持ちを正面から感じることに罪悪感を感じる方もいらっしゃると思います。
特にこの記事をここまで読むような方は、それだけ人の気持ちを理解しようとする心優しい方ですので、なおさら罪悪感を感じやすいと思います。
でも、負の感情をそのまま感じることは、今まで書いて来た様に自己一致感と自己肯定感を高めます。
私自身も自分のやりたいプレーをしてミスをして結果が出ない今の方が、以前よりも自己肯定感は高いです。
自分のやりたいテニスをすること、その結果として負けて嫌な気分になることを自分自身に許可しているからです。
負の感情を感じることは、自分を好きになるプロセスの一つです。
どうか嫌な気持ちをなかったことにしたり、頭で制御しようとしたりせずに
「嫌だ」と思ったそのままに感じてくださいね。
感じ切ったら、ちゃんと消えて次の新しい気持ちが入って来ますので。
さて、来週のレッスンではどんなショットを打とうかな〜?
最近週末が晴れ続きでテニスが予定通りにできるので、今週末も楽しみです。
全国のテニサーのみなさま、共に頑張りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
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