こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
連休初日の東京は雨の1日でした。
雨だったので早々にテニスを諦め、美容院に行って参りました。
髪の毛をメンテして、連日の忙しい仕事の疲れを癒して参りました。
髪がキレイになるとテンション上がりますね〜。
さて、本日はそんな美容院の帰りにB’zのアルバム”MONSTER”を聞いていたら流れてきた曲を取り上げます。
なんとも現在の日本の状況を象徴しているような歌詞でして・・・
悪いやつ? もちろん悪い でもそれを 作るのは
歪んでる 社会です って気づいてみたけど
このコロナ禍において、思う通りにならない規制が敷かれていたり
医療制度があまりにも脆弱に見えるのは
一体誰のせい?
「・・・どこかの悪い奴らのせい、歪んだ社会のせい!」
・・・おそらく誰しもが一度はそんな風に考えたことがあるでしょう。
しかし、次のフレーズがこの民主主義社会の本質を言い当てています↓
この社会=ボクたち!
そう、アナタが政治や行政、医療がうまくいかないと嘆くその日本社会は
自分たち一人ひとりの意思によって成り立っています。
誰かの独裁で物事が進んでいる訳ではありません。
日本では選挙で自分たちの代表を選び、その代表が自分たちの意思を反映して政治を行うという
間接民主主義制度をとっています。
そんな制度の中にあって「こんな医療制度になったのは、こんな社会になったのは一体誰のせいだ!」と叫んだところで
最後は自分たち1人ひとりに戻ってくるという
そんな本質を突いた歌詞です。
だからこそ、思う通りにならない実情を他人のせいにするのではなく
むしろ自分自身が「自分がやったんだ!」と誇れる仕事をしようと訴えかけてきます。
まわりまわって誰のせい? 焦点はぼやけてく
全部自分がやったんだよと 叫べる おシゴトしましょう
この世の出来事や自分のやることに対して責任を取ろうという
心理的にはまさに「自分軸」の発想ですね。
・・・と、書いていて気づいたのですが
そういえば、思う通りにいかない世の中を嘆くのは「他人軸」の発想ですよね。
そんな「他人軸」は2番の歌詞においても批判の対象になります。
お前の将来にかけて 大損こいたよ
どうしてくれるんだと 訴えてはみたけど
期待したのはワタクシ(やっぱりね)
この歌詞で想定しているシーンはおそらく投資詐欺だと思われますが
もっと広い概念にも適用することが可能です。
例えば親、恋人、パートナーなどに期待して、思う通りの結果や反応が返って来なかった時に
「どうしてくれるんだ」という気持ちになることは誰にでもあると思います。
でも、そこでこの歌詞にあるように「期待したのはあくまでワタクシなのだ」と内省することができれば
それにより「自分軸」を取り戻すことができますし
1番の歌詞にあるように「自分にできることをやる」という発想に立ち返ることもできます。
そして「自分軸」を取り戻せば、SNSなどに飛び交うその場限りの情報に流されることも少なくなります。
2番のサビの歌詞にそんなシーンが出てきます↓
まわりまわって誰のせい? わかっているのに知らん顔
だらり画面に流される はかない風のウワサ
すぐに飛んで消える
この曲は2006年に発売されたアルバム「MONSTER」に収録されていまして
15年ほど前に作られた曲なのですが
当時はスマホが無かったので「画面」とはテレビのことを指していたんでしょうね。
今はむしろ、スマホのSNSでだらりとはかない風のウワサが流れては消えていく時代です。
でもことの本質は15年前も今も同じでして
こうしたすぐに飛んで消えるウワサに流されることなく
知らん顔する人たちに同調することもなく
「全部自分がやったんだよ」と誇れる仕事をしましょう
つまり、自分がやるべきことに集中しましょうと
遠回しに私たちに訴えかけてきています。
15年も前から、稲葉さんは歌詞を通じて「自分軸」の大切さを訴えていたんですね。
コロナ禍が続き、そんな中でもオリンピックを迎えようとしている今だからこそ
誰かのせいにするのではなく、自分が誇れる仕事に集中する
そんなこの歌詞が心に響いたので、シェアさせてもらいました。
連休初日にしては硬派な歌詞分析でしたね笑
ご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
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