明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

夜の街と行政の苦労

本日の東京の感染者数は34人でした。

 

これを踏まえて、先ほど「東京アラート」が発令されました。

 

中身を拝見していると「東京アラート」によって何かが変わる訳ではなく

 

文字通り「注意せよ」という意味でのアラートのようです。

 

休業緩和をSTEP2まで進めた東京都としては、再度の休業要請は控えたいとの考えで

 

特定の業種にターゲットを絞り出しました。

 

「新宿近辺の夜の街」

 

・・・間違いなく歌舞伎町です。

 

私は、子どもの頃新宿区に住んでいたのと母親の勤務先が新宿だったこともあり

 

子どもの頃から新宿によく行ってました。

 

一番よく行ったのは、母親の勤務先のビルがある新宿副都心と新宿伊勢丹です。

 

母親の会社の休憩室で母親の仕事が終わるのを待っていましたが

 

退屈で耐えられなくなると、副都心から歩いて伊勢丹に向かい

 

伊勢丹のおもちゃ売り場にあったゲームコーナーで時間を潰していました。

 

・・・こうして書くとなかなかの太々しい小学生ですが笑

 

そんな伊勢丹のすぐ近くにある歌舞伎町。

 

子供心にも、すぐに「これは大人の街・子どもとは違う世界だ」と分かりました。

 

軒を連ねる雑居ビル

 

明らかに怪しそうな客引きのお兄さん達

 

ピンク色のプラカードを持って街頭に立つおじさん達

 

いろんな店に貼られているたくさんの若い女性の写真

 

「大人になると、こういうところに来るようになるのかなあ・・・」

 

子どもの私にとっては、完全なる異空間でした。

 

母親は映画が好きだったので、たまにコマ劇場となりの映画館に連れて行ってくれました。

 

異空間の街の中でも、映画館の中はやっぱりごく普通で

 

外の世界とのギャップの大きさが不思議でした。

 

そんな歌舞伎町は、この世の大人の様々な側面を受け入れてくれていましたが

 

ついに東京都からもメディアからもコロナ感染源の疑念をかけられ

 

都知事からも夜の街への外出自粛が呼びかけられました。

 

そこで働く方々のことを思うととても心苦しいですが

 

また感染が広まって緊急事態宣言時レベルの自粛が起こると経済が止まり

 

さらなる倒産、失業、不況が加速する懸念を考えると

 

今回の対応は致し方ない気もします。

 

そして、こういうことを意思決定してアナウンスする行政(東京都)も大変だな・・・と思います。

 

行政の皆さん、夜遅くまでご対応いただき、ありがとうございます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も素敵な1日を。

コメント一覧

sun-also-rises
コメントありがとうございます。

実は34名のうち15名は武蔵野にある病院の院内感染なのですが、それでも東京の感染者数が増えるとおっしゃる通りセンセーショナルに受け止められますよね・・・。

ワクチン早くできるといいですね!
アネッティワールド
https://blog.goo.ne.jp/osakasingaku
東京の34名の感染は全国民が固唾をのんで
見守っていると思います。
今度非常事態宣言発令しても
1回目のように国民が一丸となって自粛に協力するだろうか?に危惧しています。

あまりにも収入に影響が出ている方々が多いので
どのような動きになるか心配です。
ただ高温多湿の日本なのでウィルスの動きが弱まることに期待し、来年初めにワクチンが出来るように
全力で闘っている感染症関係者に期待を持っています。
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