今日は、自宅で在宅勤務をしていまして
これと行って大きな出来事もなく平和な1日でした。
それなのに、なぜか身体は結構疲れ気味・・・。
夕方に花粉症の薬をもらいに行った病院で1時間待ったからかな・・・。
さて、本日は昨日の「弱い男」に続いてのあるあるな歌を取り上げたいのですが
B'zの「アマリニモ」です。
2015年発売のアルバム「EPIC DAY」に収録されていまして、
収録曲の中で私がもっとも好きな曲です。
H.I.SのCMソングにも使われていましたね。
サビの"I gotta go, I gotta go, I gotta go"の3連呼と
「どこかに行こう=旅行しよう!」と言う旅行業界のモチーフとが
とてもよく合っていました。
しかし、歌詞をよく見てみると、物理的にどこかに行きたいと言う訳ではなく
「別れた彼女との思い出を吹っ切って、新しい日々をスタートさせたい」という
いかにも男性あるあるな内容です。
歌詞のスタートで、仕事を終えて午前様に自宅の最寄駅に降り立った主人公。
商店街のお店は(おそらく居酒屋とコンビニを除き)ほとんど閉まっていますが、
設置されているスピーカーから音楽が流れており、
かかっていた曲が彼女と付き合っていた当時に流れていた歌だったという、
もう、誰しもが経験したことのあるシチュエーションです。
そして、その思い出が蘇ってきて辛すぎるので、主人公はサビでこう叫びます
I gotta go, I gotta go, I gotta go
スピードをもう少しあげよう
あまりにあまりにあまりにも
君がよみがえってしまうから
・・・そう、足を止めてしまったら彼女との思い出がよみがえって押しつぶされそうなので
早くこの曲が聞こえなくなるようにスピードを上げて歩かないと!!
そう自分に言い聞かせている主人公の小さな背中が見えるようです。
そして2番に入ると、主人公は商店街を速足で通り抜けたようでして
空が綺麗に見える道までたどり着きます。
ここで空を見上げたら、雲が月を隠しているのが見えて、なぜかホッとします。
・・・しかし、ここでも心に浮かぶのは彼女との思い出
いつか暮らした
街の匂いを想像したんだ
・・・あー。。。
また思い出しちゃいました・・・。
今度は同棲していた街の匂いがよみがえってきちゃいました・・・。
思い出す内容が1番よりディープになっています。
そして、続くサビではこんな過去の思い出に浸ったまま家に帰るのが辛いようで、
「遠回りしてみたくなる」と言い出しました。
・・・ものすごい未練の渦が主人公さんの中で廻っております・・・。
そして
その歌はまだ響いてる
・・・さっき通り過ぎた商店街で聞こえていた思い出の歌も、まだ主人公さんの中にいます。
彼女への思いは主人公さんの中でどんどん強くなるばかりです。
・・・聴いてるこっちまで切ないです・・・。
そして、あまりにもつらかったのか、間奏明けのサビではついに
「どこかに行きたい!」と言い出します。
I gotta go×3
何処でもいいからどこかへ
I gotta go×3
何も辛いわけじゃないんだよ
ただ、あまりにあまりにあまりにも
君がよみがえってしまうから
・・・もう分かった!!!
・・・主人公君、もう強がらなくて大丈夫だ。
君、多分めっちゃ辛いと思う。
そして、とても幸せだとも思う。
それほど想いを強く持てる女性に巡り合ったのだから。
・・・自分が横に立っていたら、そう励ましてあげたくなるような
健気に彼女を思い続ける一途な主人公さんなんです。
彼は最後にこう言い残して曲を終わらせます。
人は寂しさを喰らい生きていく
・・・もう分かった!!!
主人公君、
今から商店街に戻って居酒屋で飲もう!!
話聞くから!
・・・そう言いたくなっちゃいますね笑
でも、これだけ一人の女性を一途に思える主人公君ですから
そのうち素敵な出会いがあって、幸せな結婚をするだろうなって思います。
そして、こういう一途な気持ちって男性だけじゃなく、女性にもありますよ。
昨日の「弱い男」と一緒ですね。
そんな、あまりにも切ない、かつての恋人への想いを歌った一曲でした。
いやー、書いていて自分も切ない気分になってきちゃいました。
私も明日は、少し遠回りして昔を思い出しながら帰ってみようかな・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。