本日の記事のタイトルを書こうとしたら、オートコンプリート機能から
過去にも同じようなタイトルで記事を書いていたことが分かりました。
https://blog.goo.ne.jp/sun-also-rises/e/d4778daa8e0e6d7892cd3e59b9016121
この記事は私の仕事についてですが
今日は連続テレビ小説「エール」を観た感想の記事です。
裕一が上京してコロンブスレコード専属の作曲家になってから2年
何度曲を書いてもディレクターの廿日市さんに一度も採用されませんでしたが
仕事ではなくボランティアとして引き受けた早稲田大学の応援歌「紺碧の空」の作曲を通じ
インスピレーションを得た裕一は、幼馴染で作詞センス抜群の鉄男に作詞を依頼し
その詩に自らの曲を載せて作った故郷を讃える曲「福島行進曲」が
初めて廿日市ディレクターのOKをもらい、コロンブスレコードから発売されました。
この1連のエピソードは、ドラマ内では1−2日間、あっという間の出来事として描かれます。
曲が採用されず、同期の木枯くんに先を越され、曲が書けないストレスから部屋を
しっちゃかめっちゃかにしたり、
奥さんの音さんに実家に帰られるという苦悩の日々のエピソードは
結構長く描かれていたのに・・・。
でも、実際の人生もこんなものですよね。
地道に努力を続けていても結果が出ない時って、
「こういう日々は永遠に続くのだろうか・・・」と辛い気持ちになりますし、とても長く感じます。
でも、そうした日々が実って結果が出た時には意外となんの感慨も無いというか・・・
苦労した日々のことをあっさり忘れちゃうんですよね。
もともと、苦労した日々なんて無かったかのように感じてしまうのです。
おそらく、裕一も音さんも曲を出せた幸せでいっぱいで
今まで曲を書けずに散々苦労していた時代のことなど、すっかり忘れていることでしょう。
結局、人間って幸せが来ると、辛かった日々のことが記憶から消えちゃうんですよね。
記憶はどこまでもいい加減です。
でもだからこそ、私たちは「いい加減」に感情と付き合って生きていけるのかも知れませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。