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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

【ココロノマルシェ】ご相談への回答 -「自分を生きる」ために-

こんにちは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。

長年いわゆる「他人軸」な生き方をしてきて「自分を生きる」をどうスタートさせて良いか分からないとお悩みの ららぁ さんからのご相談です。

(以下、ご相談内容になります)
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こんにちは。
普段はもっぱらROM専なのですが、膠着状態が思った以上に長く変化のきっかけを頂ければと思いました。

わたしは、長年他人軸で生きており、ですがそれが誰に対してもと言う感じではなく、一点集中というか「この人」「この場所」などの効き方がするので、対象が間違って無ければ寧ろ人生の追い風になるような生き方でした。

だから自分はむしろ「自分がある」と思って来たし、エネルギッシュに人生を開拓出来る人間と思ってました。

ですが、対象消失すると途端に別人格のように覇気が無くなり何をしていいかとわからなくなることが何度かあり、どうやら自分は「期待に応える」という性質がかなり強いことを自覚しました。

自覚してからはそれを寧ろ利用して、新たな対象を見つけてエネルギーを意図的に出して成果を出すということをしてきました。

ですが「独り立ち」の段階で、壁に当たりました。
自分の頭と心で判断し責任を持つことが出来ないのです。
また、恋愛関係に置いても相手の要求に応えることを先回りして喜ばすことが自分のことを考えるより断然楽で馴染み易いし、またそれを望む人を選んでしまうので、いわゆる「共依存」です。

離れたくても離れられない、というハードモードではなく「一緒に居る間はユートピア」タイプというか、1人で居る時は屍のようになって会う前や相手のために何かやる時だけエンジンがかかる感じです。
また関係が終わった時に執着とかは全くなく、逆に怒りのようなモヤモヤしたものが出てきて自分で驚くことがありました。
あれ?私あの人のことほんとは嫌いになってたのかな?と。

またそのように恋愛に共依存してる時は仕事やライフワークなど自分のことにエネルギーが向かわず、そういう時の消耗は激しいです。
やはり同じ「期待に応える」でも、仕事や勉強などの時の方が元気があります。

自覚してなるべくこの傾向から離れようとするのですが上手く行っておりません。

今まで取り組んで来たことは、心理学の本を読んだりワークに取り組んだり、他には断捨離をしてかは、日用品や洋服など普段目にするものを好きなもので新調したりしてます。
取り組んだ直後はしばらくは効果を感じるのですが、すぐに慣れてしまう感覚です。
それを繰り返すうちに疲れが出てきて今は自分軸取り組みはお休み中な感じです。

「自分を生きる」の考え方や無理のない第一歩など御指南頂けたら幸いです。
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(以下、ご回答になります)
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こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。

もしららぁさんと直接お話ができるとしたら

まず私はこう質問させていただくと思います。

「ららぁさんがご自分を『他人軸』だと感じた具体的なエピソードを教えていただけますか?」

そして一つのエピソードを伺ったら、こうお伺いすると思います。

「その他には、どんなエピソードがありますか?」

次が終わったら、また次のエピソードについて質問を・・・

これを繰り返すと思います。

なぜかと申しますと

悩みが発生する大きな原因として

具体的で無いこと、根拠の無いことを頭で考え続けてしまうことがあるからです。

ららぁさんのご相談を拝読していて、まず気づいたのは

具体的なエピソードの裏付けが無いまま

ご自分を「他人軸」であり、恋人との関係を「共依存」と書かれていることでした。

本当にご自分が「他人軸」であり「共依存」なのであれば

その裏付けとなる事実がわんさか出てくるはずです。

ぜひそれらをノートなどに書き出していただき

本当にそれらは「他人軸」や「共依存」を裏付ける出来事だったのか

それぞれの出来事や恋愛においては、相手も違えばご自分の状況も違うので

本当に全て同じように「他人軸」かつ「共依存」な振る舞いだったのか

一度ご自身でぜひ検証していただきたいと思います。
(お一人で難しい場合は、ぜひカウンセリングもご検討ください)

なぜかと申しますと、ららぁさんのご相談を拝読していて

そもそも本当にららぁさんは「他人軸」で「共依存」なのか

そのことがよく分からなかったからです。

普段はROM専をされているとのことですので、他の方のご相談をよくご覧になられていると思いますが

他の方のご相談って「うんうん。それは他人軸だし、共依存だわ〜」とわかるエピソードが書かれていますよね?

そうした具体的なエピソードを、ぜひご自身も思い出して書き出してみましょう。

そしてそれを少し時間が空いた後、改めて眺めてみてください。

・・・さぁ、本当にそれらは「他人軸」「共依存」を裏付ける内容でしょうか?


・・・こうした手法をお勧めするのは

具体化すること、書き出していくことそのものが

ご自分の悩みを抽象から具体に変えていくこと

ご自分の悩みを客観視し、悩みそのものから距離を取ること

そうした悩みの解決へのステップに繋がるからです。

また、もう一つお勧めしたいのは

ららぁさんは、「好きなこと」をベースに自分軸を構築しようとされていますが

それがうまくいかないときには、逆の方法をやって見ることです。

この場合は「嫌なことを止める」です。

「好きなことが見つからない」「自分軸に慣れない」とお悩みの時には

嫌なことや他人軸の行動でご自分の心の中がいっぱいになっていて

その先にある「好きなこと」「自分軸」が入ってくる余地が残っていない可能性があります。

なので、まず「嫌なこと」「他人の期待に応えること」を止めることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

具体的には、気の進まないお願い・お誘いは断ってみる。

断るのが怖かったら、とりあえず黙る・無視してみる。

LINEやメールにあえて返信しないでおく。

愛想笑いを辞めてみる。

相手の期待を先回りして行動・発言しそうになったら、自分自身に「ストップ!」と声がけして一旦停止する。

最初は罪悪感と違和感に苛まれて気分が悪いかも知れませんが

諦めずに続けていると、段々とそれがデフォルトになってきます。

そして、そんな自分でも他人には当たり前に受け入れられていることを実感できるようになります。

「愛想の悪い、人の期待に応えないららぁでも愛される」
「そんな自分でも大丈夫」

・・・そう心から思えた先に、ライフワークを初めとした「自分を生きる」世界がやってきます。

自分を生きるためには、まず嫌なことを辞めること。

ご参考になりましたら幸いです。
****
(以上です)

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な土曜日の午後を。

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