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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

「許せない」と思うとき

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。

本日は、根本裕幸お師匠のお弟子仲間が開催してくれたミニ講座に参加しました。

講座のテーマの一つが「許し」でして

その中で「最近許せないと思ったこと」を記載するワークがありました。

許せないこと・・・

何だろう・・・

なかなか思いつかなかったのですが、一つありました。

昨今よく事件になっている、いわゆる「拡大自殺」についてです。

拡大自殺とは、自分が自殺してこの世を去るにあたり

放火、切りつけ、発砲など他人をも殺傷する行動を取ることです。

率直に申し上げて、拡大自殺を起こす犯人は許せません。

そもそも私個人が許せないだけではなく、刑法上の犯罪でもあります。

ただ、このブログは心のことについて記すカウンセラーブログですので

あくまで「許せない」と思う気持ちがどこから来るのかについて焦点を当てます。

私自身がなぜ拡大自殺を許せないのかと申しますと

「自分を構って欲しい」という気持ちを最悪の形で表現する犯人が

どこか羨ましいからでもあります。

もちろん、他人を傷つけたり巻き込んだりしてはいけません。

こんなことは書くまでも無いです。

しかし、自らの人生に絶望してこの世を去ろうとしているその瞬間に

他人を傷つけてでも関わりを持ちたいと思い

あえて事件を起こしてまで自分の悪名を世間にしろしめようとする

その動機は強い孤独感と

逆に愛されたい・構われたいとする強い願望の表れです。

孤独感を感じたり、他人に構われたいという願望は

きっと誰もが持っていることと思います。

しかし、私も含めて大抵の人はそれを隠して我慢しています。

一方、彼らのように極端な形では出さないにしろ

拗ねたり絡んだりなどの、ストレートでは無い形で表現する人もいます。

私は、そんな人がとても羨ましいです。

やりたくても、実際にやろうとすると

「そんなことしている自分はダサいな・・・」と自己観察してしまい

なかなか実行に移せません。

自分がやれない、やってはいけないと思っていることを

目の前でやっている人を見たときに

ただ「羨ましい」で終わらせることができれば良いのですが

その気持ちを認められないと

何かしらの理屈を作って、その行為を断罪したくなります。

例えば「拗ねるなんて子どもっぽい!」

「そんな態度を取る人は許せない!」

・・・と言ってみたり。

このように「許せない」と思う心の裏には

それをしている相手が羨ましい

・・・がしかしその気持ちを認めたく無い

そんな心の動きが隠れていることがございます。

ですので、もし「許せない!」と思ったときには

「あれ、本当は私、相手のやっていることを私もやりたいんじゃ無いのかしらん・・・」

そんな風に考えてみると、少し気持ちに余裕が出てきたり

新たな見方が加わって、心の許容度が上がったりします。

ぜひ試してみてくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な日曜日を。

****
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