王様の耳はロバの耳

乙女ゲームやBLゲーム、時々映画の感想を書いていきます。
ネタバレありです。閲覧注意。

ラディアンテイル5周目 無印&ファンファーレ ヴィリオ 感想

2023-12-31 13:07:14 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。


ラディアンテイルもいよいよ大詰め
ガチガチ攻略制限の大団円ルート

ヴィリオ
感想を書いていきます。










⚠ネタバレ有り⚠










【無印感想】


これぞ王道!

他キャラだとそのキャラの問題しか解決されないけど(ザフォラは自力こので解決するけど)、
ヴィリオルートは大体解決して皆でコアアイテムの守護者になります。

ヴィリオルートは共通ルートから展開が異なっていて、各キャラの事情にヴィリオが首を突っ込みます。
ヴィリオは出自と使命のおかげで王室と深い関わりがあり、ジーニアを介して定期的に王様とコンタクトをとっていたから各キャラの問題をそのまま王様に報告→問題解決に向けての動きがスムーズに。
ぶっちゃけ主人公が絡まないほうがややこしくならんよな

その代わり(?)通常の共通ではいつの間にか行方不明になっているヴィリオに(当たり前だけど)今ルートでは主人公ががっつり関わって、
世界の危機に立ち向かうことになります。

といっても別に各都市が闇に包まれたとかそういう話ではなく、
そうなる前に手を打とうぜっていう前段階の話。

そもそもヴィリオの正体は世界に一体だけの
マスタードラゴン
その使命は
魔物を食べて体内で浄化
さらには
限界まで魔物を食らって王族に封印もしくは倒されること

魔物は人の負の感情から産まれる→人に取り憑き魔物化させる→魔物化した人は負の感情のまま暴れる→それを見た人々の恐怖や混乱からまた魔物が湧き出る→収拾がつかなくなり世界滅亡

この負のループを防ぐことが目的。

その使命の始まりは建国王・アーテイルの時代に魔物が溢れており、アーテイルの親友だったマスタードラゴン・ラグレスが魔物を限界まで喰らい、アーテイルと4大精霊に封印されたという歴史から。

人間の治安維持隊も魔物を倒せるけど、魔物の核となる負の感情を消すことまではできないからゆくゆくは復活するそう。

とはいえ、負の感情は誰でも持っているから魔物の発生は永遠になくなることはなく、マスタードラゴンの使命も時間稼ぎでしかないそう。


早い話がヴィリオの使命は世界の生贄になること。
「自分にしかできないから…」と運命を受け入れ、Circusの旅の合間(共通のマップ選択中)にも魔物食いをしています。

Circusに参加したのも
「自分が守る世界を隅々までこの目で見たいから」


明るくて好奇心旺盛で天真爛漫なヴィリオだけど、生まれながらの使命を遂行することにストイックです。

主人公はヴィリオの使命の酷さに自分は何もしてられない歯がゆさ、使命ゆえに恋心を伝えられない・受け取ってもらえない悲しさから
魔物に闇落ちします

魔物絶対殺すマンで元人間にも容赦ないヴィリオはどうするのか、攻略対象に殺される鬱エンドを迎えるのかワクワクハラハラ見守っていたら


主人公にキスをして自分の番にします。

他種族がドラゴンと相思相愛だと番になることができ、そのドラゴンの力と寿命が分け与えられて半ドラゴン化するそう。
闇落ちした主人公も実はヴィリオと両思いだったから愛のパワーで完全に魔物化する寸前にドラゴン化することが出来たという。

oh!ご都合主義!
嫌いじゃないぜ!

ヴィリオの力を分けてもらったのはいいけど使命までは肩代わりできないから、力を半分失った分余裕がなくなったヴィリオの破滅まで残り僅か。
主人公はドラゴンの島に眠る秘宝・マスタードラゴンの核を使えばなんとかなるかもと聞き、試練の洞窟にコリヴスと入り4大精霊の試練を乗り越えます。
まあ試練っていってもほぼほぼゆるい問答だったけど
1番試練ぽかったの火の大精霊のときくらい。

試練後は建国王・アーテイルに力を継承されコリヴスは大人になり、最深部でラグレスと対話し秘宝を受取ります。
コリヴス大人立ち絵、目のハイライトないしどう見ても闇落ち顔なんだが。
衣装替えの立ち絵もなんか魔王感満載だし。
大人の事情で実はシナリオ大幅改変されてたとかない?知らんけど

あと、そんなご都合主義凄い秘宝があるなら最初からそれを使って魔物どうにかしようって話にはならなかったのかいドラゴン首長さんよ。
主人公じゃないと試練ハードモードかもしれないけどいけなくはないよね?知らんけど。

主人公は秘宝をゲットしてヴィリオを救おうとエスカルチアに戻るけど、ここから分岐

好感度低いと
間に合わずヴィリオが闇落ち。
どうにもならず結局ヴィリオを皆で封印。
主人公はヴィリオ(ついでにラリーダ)を失った世界で悠久の時を生きるノーマルエンドに。

好感度が高いと
ヴィリオが闇落ちする前に本心を聞くことができ、魔物化してもコアアイテムの守護者になった仲間たちの力、初代王の力を継いだコリヴスの力(スチルがあるけど立ち絵と違って勇者っぽい)、最愛の主人公の想いに触れて正気に戻り、魔物を引き剥がすことに成功します。
魔物はどうなったかというと、「ヴィリオだけが全てを背負うのはおかしい!」という主人公の発案で
もともとは全世界の人たちの負の感情が素なんだから有るべきところへ還れ!と人々の心のなかに戻っていきます。

うーん、これも結局根本的な解決にはならないというかプラマイゼロに戻っただけというか。

今後の方針としてはなるべく負の感情を持っても笑顔で蹴散らす的な感じだったし。(多分)


いいんだよ主人公とヴィリオがラブラブできるハッピーエンドならなんでも

ラストは王都のCircus公演に、各々の都市で活躍している仲間たちや縁深い人たちを招待、締めにヴィリオと主人公の
サプライズ結婚式を開催

仲間たちや観客の祝福に包まれながらフィナーレ
ご都合主義や消化不良はあれど、皆が幸せになる大団円。
好きだよ私は

まぁ敵役達は破滅してたけど。
仕方ないね。
バルトはもうしょうがない。存在が根っからのぶれないヒールだし。動機もやってることも自己中そのもの。己の欲のまま動き魔物に漬け込まれ破滅する愚かな悪役。ヒールオブヒール。
ただ、悪役としての本分を全うして活躍を見せたバルトと違ってアーヴィン。
君は可哀想
バルトみたいに悪役らしい見栄えある見せ場もスチルもなく、
共通最後のフェルス公演後に魔物に取り憑かれて訳わからないこと(イーオンルートだとわかる)をわめきながらヴィリオに倒されてあっさり退場
か、可哀想…
イーオンルートではあんなに厄介な敵役だったのに…
人気投票でもなかなかの順位なのに…
やってることは非道だけどバルトと違って同情できる過去もあるし、目的もバルトほど壮大でもない。
イーオンルートではイーオンを利用するけどなんだかんだで友情に厚い面もある、なかなかいい奴なのに。

悪役は悪役なんだけど完全悪のバルトと違ってインタリオリングを手にしてないときは(表向きは)なんも悪いことしてないし、どのルートでも必ずザフォラに倒されるバルトと違って他ルートだと空気か名前だけ登場で主人公サイドにも悪とは認識されない。けど後ろ暗いことも平気でやる腕も立つ立ち回りも強か。危険物インタリオリングを手中に収めんと虎視眈々と狙っている。
うーん、扱いづらいなぁ
大団円ルートで積極的に絡ませる必要性もないし、かといって放置しておくのも危険な予感がするし。
主人公たちに「魔物に取り憑かれた人間の末路」のお手本にして早々に退場させるのが無難かな。
ヴィリオと主人公のハッピーウェディングのための礎となってくれ


【FD感想】

ラディアンテイル
主要キャラたちのタイトルコールが聞けて感無量。

ストーリーは
・ドラゴンの花嫁となった主人公の魔力制御
・ヴィリオ平定のために力を使い果たしたコアアイテム・ルケットクラウンに次ぐ王家のコアアイテム精製
この2つを目的に主人公とヴィリオはかつての仲間たちに協力を求めます。
その過程で、実は魔力暴走の一因に主人公が人外になったことで家族や仲間たちより遥かに長生きをすることになった寂しさを抱えていたことが判明。
ヴィリオの支えや仲間の助言、そして新たなコアアイテム精製儀式のための初代メンバーCircus公演を経て、主人公はヴィリオとの人生にあらためて幸せを見出します。
初代メンバーCircus公演の演目は、主人公を主人公にした今までのCircusの軌跡(ヴィリオルート)をベースにしたもの。
タイトルは
ラディアンテイル(光り輝く物語)

主要メンバーが声を揃えてタイトルコールしたときは気持ちがぐわっとなってジーンときた🥹(語彙力)

公演の最後にコリヴスが新たなコアアイテム精製を宣言、
その場にいた皆の大切な人たちへの想いや絆をもとに作られた新たなコアアイテムは
ラディアンブーケ

主人公がヴィリオからもらったアクセサリーが変化して出来たものだから、新たなコアアイテムの所有者は主人公に!

国宝を一国民が所有することに主人公もCircusメンバーも驚いたけど、なんやかんやで主人公のものに。

難色を示していた常識人ザフォラも
「主人公が持っているのが似合う。他のやつが持っているのを想像してみろ。ザフォラが所有者なら今日からフラワーザフォラだ」
などとイーオンに言われて主人公の所有を全押しします。

このルート、イーオンがザフォラに対してちょいちょいイジってくるんだよなぁ…ウケるw


というわけで、ラディアンテイルはひとまず終了。
タイトル通りのキラキラした明るい素敵なお話でした。
ちょいちょいツッコミどころもあるご都合主義だけど、ハピエン厨なのでよっぽど破綻してなきやご都合主義はどんと来い!
イーオンルートてめぇはだめだ

2023年の締めくくりにふさわしいハッピーエンドをありがとう!

ジーニアも残ってるけどまた気が向いたらやる!




ラディアンテイル4周目 無印&ファンファーレ ラディ 感想

2023-12-05 02:17:26 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。


今回は謎多きマスコットキャラクター

ラディ
の感想を書いていきます。


なかなか衝撃な展開ありでした。
ネタバレ気にしない派でも未プレイの人は非推奨。









⚠ネタバレあり⚠











【無印感想】


ラディルートはラスト手前の攻略を勧めている人が多いけど、それも納得。

出てくる情報が衝撃

何が衝撃って
実は主人公の両親生きてます。

まじでビックリ。


なんていうか、真相ルートクラスの隠し玉じゃんこんなの。
攻略制限ナシキャラルートの中盤手前くらいに出してくるのビビったわ。

攻略推奨とか気にせず初っ端からやったら
「え…こんな情報今見て良かった…?」
ってなるやつやん。

まぁ生きてるっていっても10年間仮死状態なわけだけど。
この状態になった理由にドラゴンが絡んでいて、
・ドラゴンが暮らす島にはお宝がある
・ドラゴンの島は誰でも立ち寄れる所ではなく王族など限られた人以外がやってくると即死の呪いが発動する
両親はお宝目当てで島に足を踏み入れて犠牲になったそう。
この辺はヴィリオルートでもっと詳しく出てきそう。

即死トラップを食らった両親がなんで仮死状態とはいえ生きてるかというと、
ラディの膨大な魔力が命を繋いでいる状態だから。

ラディの正体は幻獣ではなく、大精霊セリウスが創り出したゴーレム

「心を作ることが出来るか」という実験のために生み出され、心が完成したら始めてちゃんとした生物になれるのだそう。それまでは寿命もなく半永久的に生き続ける。

そして、カリダのコアアイテム「カリダスワンド」と魔力を分け合って作られた、片割れ的存在。
両親を助けるために魔力を使いすぎて一時期枯渇状態になったためしばらく幻獣姿しかとれなかったと。

ただ、ラディも両親はてっきり死んだものだとずっと思っていて、生存を知ったのはラディルートに入ってから。
それまでは国の上層部(ジーニア含む)と研究者の一部にしか知られていなかった。
ドラゴンの呪いを受けて生きているのは両親が初めてだから生き返る方法込でずっと研究をしていたそう。

ルートに入って真相を知ったラディは自身の秘密を皆に打ち明け、ヴィリオとともに両親を生き返らせました。

ただ、両親と主人公が涙ながらに抱擁するシーン(スチル有り)は感動的なんだけど、ラディとの恋愛がメインだから両親との絡みはその後はあっさりなんだよね。一緒に暮らさないし。

で、そのラディとの恋愛だけど、
まぁ…うん…萌えない
いやー、やっぱり家族感強すぎてそういう対象に思えない。
特に他の攻略キャラ(ヴィリオ以外)やってる時は完全に家族だし、攻略後の方に持ってくと完全に家族でイメージ固まっちゃってなんか恋愛話に違和感あるんだよな。

そもそも共通でラディがイケメンになることが発覚→主人公混乱→どんな姿でもラディはラディだよね!のくだりあった後に
「イケメンラディにドッキドキ!これは…恋?」
展開が唐突というか…。

ラディは最初主人公の気持ちを拒絶して、自分の動力の魔力をカリダスワンドに完全移植して自分の記憶を初期化するというある意味自殺行為をやるんだけど、それやんのも主人公を家族としてしか見れないからかな…って思ったよてっきり。
本当は主人公が特別な人だけど普通じゃない自分じゃ幸せにできないっていう逃げからなんだけどね。
そのくせ他の男とくっつくのは嫌という(自ルートの場合)

ハッピーエンドは記憶を取り戻して自分の気持ちに向き合ったラディとくっついて、
ノーマルエンドは初期化ラディと新たな関係を築いていく

初期化ラディは肉体は一緒なんだけど人格は完全に別物。
主人公はあくまで今までのラディが好きだから、初期化したラディを否定してたし、仲間たちも「記憶を戻せ」みたいな感じで認めてなかったんだよなぁ。
ぶっちゃけ初期化ラディは別人みたいなものなんだし、ラディの所業詰られてもどうしようもないよな。この辺のやりとり初期化ラディがちょっと可哀想になった。
ノーマルエンドの初期化ラディとのその後は普通に見てみたくなった。



【FD感想】

無印で食手が動かなかったせいでラディFDやる気あんまなかったけど、
普通に良かった。

結婚式は済ませてる状態から始まったけど、新婚のラブラブチュッチュっていうより熟年夫婦のまったり感が出てた。
長生きでずっと主人公のそばにいたラディはもう全てわかってる。
他ルートだと相手のやりたいことを支えてる主人公だけど、このルートでは「自分の夢」「自分の進む道」に向き合ってて、ラディはそばにいて支えてくれてる。
ラディの夢は「主人公が笑顔で幸せにいることをそばで見続けること」だから、主人公は自分の進みたい道を歩いていける。
主人公が見つけたやりたいことは「circusで皆を笑顔にすること」。
ラストのスチルも両親とスピレアに見守られながら、主人公はラディとともに自分の道を歩み始めるーーー
もうこれが真エンドでもいいと思う


でも全ての集大成・ヴィリオルートも楽しみにやるよ!

ラディアンテイル3周目 無印&ファンファーレ(FD) パスハリア 感想

2023-11-04 01:51:06 | 乙女ゲーム

こんにちは、サニーです。


3周目はふんわり癒し系美人
パスハリア
攻略しました🥳

シナリオは突っ込みどころが少なくいい感じにまとまってて悪くないんだけど、
良くも悪くも特徴がなく、ぶっちゃけキャラがあんまり好みじゃないのもあって印象に残ってない😇😇

今回かなりやる気のない感想に仕上がってしまった😇😇😇

とりあえず、感想GO!





⚠ネタバレ注意⚠






【無印感想】

イーオンやザフォラみたいに明確な敵や問題が共通では見えず、意味深な描写はあるけどどんな展開になるか見えなかったパスハリア。

彼の秘密は
産まれたときから不治の病にかかっていて、もう既に余命幾ばくもないこと

身体中の水分が抜けていく奇病で治療もなく原因不明で手の打ちようがなく、昔から自分の寿命に怯えながら暮らしていたそう。
病気が進行して命が尽きかけていた時に、気まぐれでやってきた上位精霊のヴィータが同化してくれたおかげで半精霊状態になり命が長らえたけど、病気自体が治ったわけじゃないからこのままだとヴィータともども死んでしまう。そうなる前にとても強い水の魔力をもった人と契約し、魔力を分けてもらい延命しようと目論み、世界中を旅するためにジーニアの誘いに乗りサーカスに参加することになる…

という説明を主人公達はヴィータから受けます。
パスハリアは水の魔術師としてサーカスに在籍しているけど、本当は魔法を使う度に命が削られているそう。
個別ルートに入った時点で限界状態になっていて、サーカス公演で魔法を使いぶっ倒れてしまいます。
その状態になって始めて同化していたヴィータが表に出てきて、主人公たちはパスハリアの事情を知ります。

個別に入って知ったけど、パスハリアは
超絶ネガティブ青年
子供の頃から命の危機に怯えていたせいか色々諦める癖がついていて、さらなる延命、主人公との恋愛を拒否してうじうじしてます。

主人公や仲間たちがめげずに説得して徐々に前向きになっていくんだけど、後ろ向きうじうじ言動は見ていて大分イラつく😇😇
ヴィリオも一発殴ってるし👊
そして終盤で水の大精霊レーヴェが
海に沈んだ主人公を日没までにパスハリアが見つけたら加護を与え延命に協力するが、出来なかっなら主人公は海の藻屑になる
という鬼畜な試練を課してきます。
かなりギリギリだったけど2人の愛と皆の応援が力になって2人を引き合わせ試験クリア。満足した大精霊がパスハリアにチートな加護を授けて病気を克服&半精霊から普通の人間に。2人の愛が永遠に続く限り加護も永遠。
ここまではノーマルもハピエンも流れが一緒で
、ノーマルだと若干不安な要素がありつつ2人はお互いを見つめあい、ハピエンだと結婚!

うーん、さらーっと書いてったけどやっぱり取っ掛かりがないというか…
イーオンは突っ込みどころ満載だけど好みなのもあってかなり萌えれたし、ザフォラもご都合主義感を感じつつもキャラとシナリオの良さで面白かった。
パスハリアは全然嫌なキャラじゃないし、外敵要素がなく己の内面と向き合う感じだから一番恋愛に真摯なシナリオだったし、まとまってて見やすいし突っ込みどころもないんだけど、
めちゃくちゃ好きになったり気になったりはしないなぁ…

ちなみに舞台になったオリエンスは、サーカス公演の効果が一番現れてたなぁ。
街には何も問題なく、公演後は精霊への気遣いが街の人達の中にも復活していたし。
サーカスの面々が街も巻き込んで2人に応援を届ける描写は
「オラに力を分けてくれ!!」
って叫ぶオレンジ道着の少年の顔がチラついたけど





FD感想

精霊とのコミュニケーション能力抜群のパスハリアが主人公と協力して、人間と精霊の架け橋になろうと奮闘する話。
夫婦になってるから糖度は今のところ一番高いかも。
これも綺麗にまとまってるいい話だった。  

以上。



………
パスハリア推しの方ごめんなさい。
印象に残ってないからやる気(書く気)が起きねぇ

全然嫌いでもないし、素敵な話なんだけど
私にクリーンヒットしない…

というわけで今回はここでおしまい!
次はラディルート!

ラディアンテイルファンファーレ IFルート リアン 感想

2023-10-05 01:29:55 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです。

今はラディアンテイル本編はおやすみして、FDの追加ルートに手を出しています🥳

今回はその内の1つ、
リアンルートの感想を書いていきます。

※辛口です





⚠ネタバレあり⚠







【感想】

リアン、アウトー!!!
いやほんとマジでこの一言に尽きる。

だってリアンが主人公に惚れたの主人公が7歳の幼女のときよ?
どう考えてもアウト😇😇😇😇😇😇😇
人間の何倍の時を生きるフェンリルからしたら幼女も成人も大して変わらないのかもしれないけどそれにしたって…
ラディもアウト判定出してたし。

別にリアンがロリコン野郎ってわけではないのよ。家族との死別やらゴタゴタがあって荒んでる時に、幼女(主人公)の純粋さに触れて癒やされたってだけなのよ。
あれやっぱこう書くとロリコンぽいな…
でも事実だし…

主人公と出会ったあとは心機一転、やさぐれてるカッコ悪い自分とおさらばするために修行してチアーズを現在の人気店に成長させます。
その間、心が折れかけたり嫌なことがあったときはこっそり幼気な少女(主人公)の姿を見つめたりラディから様子を聞いたり…
うん、怖い

でもリアンはロリコンではないから、修行を終えてから成長した主人公の前に姿を表し、現在の顔を合わせるたび口説くチャラ男スタイルで接していきます。

あれ、でもよく考えると主人公は現時点で16歳。
主人公とは数年の付き合いってことだから
ローティーンのときから口説いてる…?
この世界15歳で成人だし16歳だと結婚してる人も珍しくないらしいけど…
いや、それ言い出したら他の攻略対象も高校生の年齢の女の子と恋愛を繰り広げてる… 

ダメだ深く考えるな異世界ファンタジー脳になろう

主人公はリアンのことを誰でも口説くチャラ男だと思ってるけど、実はよく観察すると口説いてるのは主人公だけだったということがわかります。
主人公に会うたびに口説くのは好きな女の子だからという、リアン的には本気の理由なんだけど、他の女の子との接し方のほうが傍から見てても好感度高い。
主人公もそっちの接し方だったらもっと早くに惚れてたかもとか言ってるし。

そして付き合うようになると、
めちゃくちゃ甘えん坊やになります
主人公と恋人同士なのが嬉しい!!!って全面に出してる感は可愛いっちゃ可愛いけど、無印やルート序盤の「掴みどころのないお兄さん」感は全くない😇😇全力ワンコ彼氏🐶
リアンルートもハッピーとノーマルエンドがあって、どっちのルートでも恋人にはなるんだけどノーマルのリアンは犬です🐶
所構わず甘えてくるリアンに困った主人公が公衆の面前では「待て」をするように約束したり、二人きりで甘えてくるときはリアンは犬よろしく「お腹なでてー」とか言ってきたりするし、主人公も「最初の躾が肝心」とか言ってるし…
なんだろうこの感じ…どこかで見覚えが…
蝶毒全年齢…ふJウッアタマガ

別ゲームの話をするなら、リアンの主人公への思いって吉原彼岸花の真相っぽいんだよな(反転)。あっちはゴリゴリ闇で鬼畜の所業するんだけど。

そしてこのルートの敵役はリアンのお兄さん・リスト。
リアンとは仲のいい家族だけど、人間に対して並々ならぬ憎悪を持ち、主人公がリアンの近くにいるのを良しとせず辛辣に接します。リアンに人間嫌いの理由を聞くと
昔付き合ってた彼女に幻獣バレしてドン引きされて振られたから
って私怨100%のもの。
そもそもフェンリルは生涯に1度本気の恋をして、死ぬまでその人のことを思い続けるそう。リストも振られた彼女へは憎しみを持ちつつもまだ愛していて、かなり辛い状態ではある。
自分の経験や種族間の様々な違いからリアンを心配して主人公たちの恋路を妨害するけれど、
そもそもリアンが主人公に惚れたのはリストきっかけなんだよな。
リストが失恋の痛みから蒸発したせいでリアンはおじいちゃんから受け継いだ店を1人切り盛りしてるときに主人公と出会ったし、家族が立て続けにいなくなって痛めた心の傷を主人公が癒やしてくれたから惚れたわけで。
フェンリルは家族を大切にする種族って度々言われてるけど、
大切な家族ほったらかしにしてたからこうなったんじゃないんですかね😇

その後ハッピーエンドでは彼女がリストを拒絶したのは魔物の悪影響の可能性があるってことが判明して、彼女はリストを振ったことを後悔しその旨をしたためた手紙をリアンに預けていたそう。
ノーマルだと手紙はリストに渡るのは大分先のことになりそう。
うんうん、良かったよかったーって正直ちょっとならんなー😇😇😇
私なら「壮大な痴話喧嘩に巻き込みやがって…」ってなるけど、誘拐傷害も「リアンが心配なだけだったから」で恨みにも思わない主人公マジ菩薩。


そんなわけで、キャラの印象が良くも悪くも変わるリアンルート感想終わり!
主人公と両思いになったときめちゃくちゃ喜んでたの見たら、本編やFDの他キャラやるときに切ない気持ちになりそう。やるけど。




ラディアンテイル2周目 無印&ファンファーレ(FD) ザフォラ 感想

2023-09-28 23:22:17 | 乙女ゲーム
こんにちは、サニーです

2周目はツンデレ担当・
ザフォラを攻略しました。

キツすぎずキャラ崩壊せず程よい感じのツンデレぶりでした。


⚠ネタバレあり⚠





【無印感想】

ザフォラルートのメインは共通の流れからわかりやすく、
叔父から街のトップの座を奪還すること

とはいえ王族が権力剥奪のための魔道具を持ってて全面協力してくれるし余裕綽々じゃね?って思ってたら
意外と手こずってた

まず叔父はトップ引退を迫られたら迷宮に籠城
街の機能がストップし住民は暮らしが立ち行かなくなり大混乱し、ザフォラや中央の人間は対応に追われます。
肝心の魔道具は王族の魔力がないと使えないんだけど、王様は他のことに使ってるし王子は回復途中だから上手く行かず、なかなか解決しません。

どん詰まりの状態を変えるためちょっと苦しい理屈でサーカス公演を決め、魔道具完成&叔父のおびき出しに成功。
叔父の真の目的は
大量の魔物を取り込み邪悪な力を蓄え、街どころか世界のテッペンを取る
というお手本のような悪役の野望だった。

魔物を取り込み始めたのがどのタイミングだったかは不明。共通の街探索のときにイーオンを選んでいると魔物商人と会うから、主人公たちが街に来たときには既に取り込んでいたのかも。

※イーオンルート、ネタバレ(反転)
イーオンルートだとルーナにあっさり暗殺されるんだけど、普通の人間には殺せないはずよね魔物。
取り付いてる人間なら誰でも殺せるのか、ルーナはインタリオリングに縛られててある意味精霊の加護に守られている状態だったのか、はまたまアーヴィが魔物対策済だったのか…


ザフォラと主人公たちは見事巨悪を討ち、街に平和が戻ってめでたしめでたしになってから、ノーマルとハピエンに分岐します。
ノーマルは恋愛関係にはならず、主人公がジーニアの計略でザフォラの秘書になり終了。
ハピエンは叔父討伐後にザフォラの思い出の地に連れて行ってもらい、キススチル。
街が落ち着いてから主人公を迎えに行き、エンド。

ザフォラの好感度をあげるには
・自分の意見をしっかりはっきり言う
・変な遠慮をしない
事が大事なんだけど、
ザフォラさん自分は素直になれないからと人に対して遠回しな好意の伝え方をします。
・サーカスの仲間には「人からもらった」と言ってそれぞれプレゼントをあげる(本当は一人一人あげるものを吟味して買った) 
・主人公を迎えに行ったときに愛の言葉じゃなくて就職の好条を出して街に来てくれるよう説得した。
無印は街のゴタゴタのせいで恋愛どころではなかったので、この辺のザフォラのへたれぶりはFDでしっかり書かれます。



【FD感想】

晴れて恋人同士となり、ザフォラに請われるままクルトラにやってきた主人公。
無印で「街での働きの報酬に愛の言葉で返して欲しい」という約束をして、クルトラにやってきてからザフォラの秘書として日々頑張っている主人公は

ザフォラから報酬(愛の言葉)もらえていません
なんということでしょう。
契約不履行、労務違反です。

主人公もおかんむりでザフォラに迫りますが、ザフォラはのらりくらりかわします。

釣った魚に餌をやらないタイプかと思いきや、ザフォラなりに愛情は示しています。
スイーツや花をプレゼントしたり(部屋に無断で入って置いていく)、1が月記念に(そのことには一切触れず)高級レストランに連れて行ったり、主人公が夜中眠ってるときにベッド際で愛の言葉を囁いたり…
うーん、へたれ

これ、主人公がたまたま気づいたり周りから教えてもらったから認知されただけで、闇に埋もれたザフォラの愛情表現は山とある模様。

特に「寝てるときに愛を囁く」やつは、穏やかな顔のスチル、「好きだよ」と囁く普段よりも柔らかなボイスは破壊力抜群。主人公ともども悶えるけども、手際が良すぎ。1回2回じゃ利かないくらいやりなれてる。

プレゼントにしたって、「彼女が何気なく言ったことを覚えてプレゼントに反映する」「記念日に素敵なレストランに連れて行く」ってめちゃくちゃ高得点なこと出来てるのに、分かりにくい通り越して本人にそうと分からないように仕向けてるからなんか残念な感じになってる🥹🥹 

そもそも普段の2人の様子も恋人同士というより上司と部下みたい。
圧倒的…糖度不足…!
少しはイーオン見習え😇

周りの助言や助力もあって最後はプロポーズ→結婚式を決めることが出来て良かった🥹

ザフォラ、傍目に見てる分にはツンデレやへたれなところ可愛いけど、当事者(彼女)になったらイライラしそう😇😇


【ザフォラまとめ】

逆境にあっても街の奪還と安寧のために尽力する信念の男。ツンデレへたれ。