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6月の下旬(テスト前2週間前)から、幾度にわたって
テスト対策の中で「得点すること・得点させること」を述べていました。
「得点すること・させること」は
点数は確かにお子さん達が頑張ってきたものを表したものであり、この点数が増えるととても嬉しい。
たかが数字と思うが、やはり嬉しい。
点数がよければ、『自分が頑張ったものが認めらた』ように感じるとができるからである。
しかし、頑張った割には点数に影響をなさないこともあります。
そこで、そばでサポートされているお母さまは、お子さんの頑張り(努力)を上手に点数にしてあげる策を練ってみましょう。
そのためには、テスト自体を少し知ってみましょう。
学校のテストは、すべてが難しい問題ではありません。
特に小学生のテストは基本的な問題が6・7割です。
得点をさせるにはこの基本的な問題を落とさないことが重要です。
勉強といえば「難しい問題を解くことだ」と難しい問題ばかり取り組む方もいらしゃいますが。(高校生にもこの考えをもった生徒は非常に多いです)
基本的なことが十分出来るようになってからの、難しい問題にチャレンジすることは非常に効果はありますが。基本問題をたくさん落として、応用問題を1問とるのはあまり意味はありません。
大事なのは得点することです。
確かに応用問題は基本問題より点数は高いですが、基本問題を何問も落としていてはかえって得点は少なくなります。
一番強い得点の仕方は
基本問題を確実に、そしてスピードつけて解いていくことです。
基本問題を短時間に解くことができたなら、残りの時間を応用問題に取り組む時間を増やすことが出来ます。
そうです、テストには制限時間もあるのです。
つまり
テストとは
・基本問題が6・7割ある
・制限時間がある
ものです。
これを意識して対策を考えるといいと思います。
お子さんにテスト勉強させるにも、
基本問題も解かせながら、この基本問題はしっかり理解させ確実に解けるようにしながら。応用問題もチャレンジさせる。
余裕のあるお子さんには
基本問題は時間を計りながら取り組ませ(スピードをつけさせる訓練)、そのやり直しはやはり丁寧に理解し、その後応用問題もしっかり取り組ませてください。
このテスト勉強の仕方は、大学受験でも同じです。確実に合格をしていくには、誰もが取るべき問題(基本的な問題)を落とさないことに意識するとよいです。そして、その基本問題を素早くこなし、難問を考える時間をキープすることです。
よく失敗する勉強するタイプの人は、やたらに難しい問題集だけを頑張る生徒です(←結構いるんですよ)。難しい問題はそれ自体に時間がかかり、数多くの問題に触れることが出来なくなりますし、一番困ったことは基本問題を軽んじた考えをもってしまうことです。入試・テストは点数をとることが目的です、そのためには基本問題を落とすことが一番のダメージになってきます。
大学受験のお話はちょと先のことですが、このことを考えると
お子さんに、
「基本問題を確実に取ることがテストの点が増えることなのよ」と伝えておくこと、
余裕のあるお子さんには、
「さらに点数をあげるには、基本問題を素早く正確に解いて、応用問題をやる時間をつくることが大事よ」
と伝えておいてあげると。テストの得点の仕方を身に付けることが出来るようになります。(これは、お子さんが将来点数が欲しいっと思った時のテスト対策に役立ちます・・・大学受験にね!)