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未来の受験生のために『テストのやり直しの仕方』を…

2017-12-15 23:02:43 | 算数の教え方 7

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 テストのやり直しは上手く行ってますか?

 テストのやりっぱなしでは、せっかくのテスト前の勉強が無駄になってしまいますからね。最終目標は小学生の成績ではありません、算数の後につながっていく数学にあります。そして、今この時期の内容はどの学年も深い内容のものばかりです、いつもより丁寧にお子さんに身に付けさせるといいと思います。

 昨日のブログでは「テスト直しの注意点」

 途中式・途中の考えをきちんと書かせる。

② テスト問題は全部をやり直す。

 ケアレスミスの点を青色で。そして、ケアレスの合計点もしっかり書く。

について詳しく書きました。

さらに、このテスト直しの際に、お母さまがもう一つ注意してみてあげるところは 

「お子さんのケアレスミスの癖がなんであるか」を見つけるところでした。

さて、テストのやり直しが全部終わったら、親子で今回のテストの反省会を5分程度してみてください。

 今回のテストの前に、『テストは全体で考えてください』とお伝えしました。お子さんは、テストの時間内にテスト全部に取り組めていましたか?(計算問題、基本問題に時間がかかってしまい、応用問題(文章題)をやる時間が足りなかったことはないですか?)などをお子さんに聞きながら反省会をするといいですよ。


親子でテストの反省会

反省会のときに。お子さんに次の事を尋ねてみてください。

❶ テストの点を見ながら、全体の反省をする。

 母「今回のこの点はどうだった?」

 母「テストのとき、時間足りた?」

 足りなかったと答えたら…「どこに時間がかかった?」

 計算問題、基本問題に時間がかかったようであれば、平日の勉強の中でスピードをつける訓練を取り入れるといいですよ。スピードをつけるには、計算問題を解くときに時間を計る、もしくは先に時間を決めて解かす訓練をすると、ミルミル計算スピードが上がります(キッチンタイマーを使うといいですよ)。

❷ ケアレスミスの合計点を見ながら、ケアレスミスの癖をお子さんに伝える。

 母「ケアレスミス△△点あるね。」「このケアレスミスがなかったら〇〇点だったね」このとき、わざともったいないイメージをつけてください。

 ケアレスミスはとても痛い失点ですが、このケアレスの点は確実に取ることのできる点です。いわゆるケアレスは伸びしろです、そのいつも間違うケアレスの癖をなくせばいいのですから。そのためには、お子さんにケアレスの癖を知ってもらわないといけません。そこで、今回のテストのやり直しのときにお母さまがお子さんのケアレスの原因を分析していた箇所を教えてあげて下さい。

 母「いつもここで間違う癖があるよ。この癖を直したら△△点だね。」と伝えると、お子さんが自分のケアレスの癖を知り、その癖を治すだけで点数UPできることが分かります。


そう、そして一番大事なのは、

『テストのやり直し方』が①②③+❶❷であることを教えることです。

今は、お母さまが傍でサポートしながら勉強していますが、もう何年かすると自分で勉強するようになります。(親の言うことは聞かなくなるというのが正解ですかね)そのとき、テストのやり直しとケアレスの癖を自分で見つけなくてはなりません。そのためにも『テストのやり直しの仕方』を教えてあげましょう。

ケアレスミスをなくすだけで、本当に△△点(2桁)が得られます…大学受験での話ですよ!!



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