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テスト帰ってきましたか?
明日は金曜日。今週末がテストのやり直しの一番いいタイミングです。
なぜなら、来週はすでに冬休みとなり、お子さん達はクリスマスそしてお正月に行事にむけてそわそわです。来週末にテストのやり直し、勉強に集中させるのは至難の業だと思われます
。
だからこそ、今週末の明日(金)、あさって(土)を中心にかえってきたテストのやり直しをやらせるといいです。(2、3日間ぐらいかけてじっくりやるといいですね)
間違いなく、テストのやり直しが一番身に付く勉強です。そして、この10月、11月で習ってきた内容はどの学年においても深い内容を扱っています。それを知って、10月、11月のお子さん勉強に付き添って頑張ってきたならば、この最後の締め(テストのやり直し)まできちんとやらないと、せっかくの親子の努力の効果が薄れます。
テスト直しでの注意点
① 途中式・途中の考えをきちんと書かせてください。
テストによっては、答えだけを書かせるものもあるともいますが、やり直しは一問一問途中式をかかせて解かせてください。
途中式をかく癖をつけないと、今後の数学(高校数学、大学受験の2次試験)は全く通用しません。小学校ではこの途中式をひとりひとり指導することは難しいかもしれませんが、ご家庭ならばこれが可能です。お子さんの途中式を丁寧に指導してあげてください。
② テスト問題は全部をやり直してください。
間違った問題はもちろんのこと、あった問題もやり直しをするといいですよ。
特に、あった問題はお子さんは喜んで解きますので「これ出来たのね」と褒めてあげると、調子にのってくれると思います。(調子にのせて、どんどんやらせましょう
)
そして、途中式を書かせる癖はこのあった問題の時の方が上手く癖づきます。子どもたちも、自信をもって分かっているのですから、後は途中式の書き方だけ身に付ければいいので気が楽です。間違った問題の場合、その問題自体が理解できないのに途中式まで意識するのはちょっと辛いです
。
③ ケアレスミスの点を青色で。
テストの中で、ケアレスミス(例「小さな計算ミス」「あ~分かっていたのに」等)での失点を各問題ごとに青色で△点とテストに書いてみてください。
そして、やり直しを全部やった後、そのケアレスミスの合計点を青色で、実際のテストの赤色で書かれた得点の横に大きく書いてみて下さい。
どれだけ、ケアレスが大きな失点かということがお子さんに分かると思います。
「おっちょこちょい」で済まさない方がいいですよ~。
①②③を意識したやり直しをやってみてください。
そして、このやり直しのときお母さまは
特に、「お子さんのケアレスミスの癖がなんであるか」を分析してみてください。
「あれ、うちの子はカッコ計算がいつも間違っているなぁ」
「7の段の九九は間違うなぁ」
「図形の問題のとき、きちんと記号をいれないなぁ」など
たいてい、ケアレスミスにはその子の癖があります、そしてこの癖は放っておくとずーとミスします(高校生になっても)。癖は意識しないと治りません。その意識して治すの前に、その癖を知らなくてはいけません。これがお母さまの重要な役割です。
癖は小さなうちに治すとすぐに治りますが、大きくなるとね~
そしてケアレスですから、本人はほとんど無意識でその癖(ミス)をします。だから、「後からやると出来たのに~」っと悪びれることもなく言うのです。無意識なのですから
そして、その無意識のものは、緊張したときに出やすいです。
大きくなって、すごーく緊張する時は、大学受験当日です。
そういえば、あと1か月後にセンター試験ありますね。
「後からやると出来たのに~」では、
ぜひ、お子さんの癖をいち早く見つけてあげて下さい。