『算数の教え方教えますMother's math』in東京☛ホームページはこちら
『海外在住のお子様の学習サポート』
☞『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら
☞『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ』
『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』
☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』
今週の算数の学習は
「夏休み(課題)帳」+「計算強化訓練」がお勧めです。
その理由は7月22日ブログに述べました
では、その計算強化のために意識することのはじめとして
① 途中式を書く癖をつける。
算数はいずれ数学に発展していきます、そしてその数学では「答え」以上に『途中式』が重視されます。これは高校入試の採点の際にも、答えのみは不正解とするときがあります。さらに、大学入試(2次試験)ではまさしく『途中式の採点』です。
となると、数学の初期である算数のうちから途中式を書く癖を身に付けておくことは、数年後の将来に非常に役立ちます。
では、その途中式とは、
小学生のうち、とくに低学年のうちは途中式の書き方は上手ではないかもしれませんが、まずは「途中の式を書く」ように誘導してあげて下さい。
その誘導するための声かけとしては
お子さんが計算で出した答えに対して、『どうやって出したの?』を声掛けをしてみてください
。
そうすると小学生のお子さんは『これとこれを〇〇して、~~すると・・・』と、素直に自分の考えを言ってくれます。
実は私は、初めは、
この小さなお子さん達が『自分の考えた方法を自分の言葉できちん言うこと』
に感心と驚きを感じてました。
私は長年高校生に授業をする中で、生徒に『どうやって解くといいと思う?、今どう考えているの?』と質問しても、16、17、18歳の生徒達の反応は無言もしくは目を合わさない、名指しで当てても口数少ないことが多かったです
現在、
小学生のお子さんをお持ちのお母さま向けの『算数の教え方教えますMother's math』
&
『海外在住の日本のお子さん(小・中学生)へのオンライン学習サポート』
事業を運営している中で、小学生・中学生に直接関わることが増え、この小さなお子さん達(小・中学生)がこんなに自分の意見を堂々と「こう考えたよ」と発言することに、ビックリし
それと同時に感心しました。そして、これは特定のお子さんだけでなく、お会いするどのお子さんも、『どうやって解いたの?』の私の質問に、自分なりに解いた方法を教えてくれます
。
おー、これはいいぞ~、伸びるぞ~
あとは、このお子さんが解いた方法を紙の上で表現する方法を、そっと身に付けてあげておいたら、将来数学は十分伸びていけます。
そしてその方法は、お子さんが口に出す言葉をサポーターのお母さまが拾い上げていくだけでいいのです。
例えば、
(1) 18+7+3 答は28ですが
お母さまが「どうやって解いたの?」と声をかけ
お子さんが① 「18と7をたして~25」そして「25と3をたして~28」と言ったらなら
18+7+3=25+3=28 とお子さんが言った通りに書いて見せる。
また
お子さんが② 「7と3たすと~10」そして「18と10をたした~28」と言ったなら
18+7+3=18+10=28 とお子さんの言った通りにかく。
このように、途中式は小さな式の変化(どこかを足しただけのもの。。。など)をどんどん書いていくものです。
そして、この同じ問題でも下の解き方の方が、上の解き方よりもちょっとだけ知恵が入っているのがわかりますか?
そうです②は左から順番に計算せずに、7+3から計算を始めています。なぜなら、7+3=10・・10の方が計算が楽であることを知っている方です・・・・そして、足し算は交換法則が成り立つことも知っているのです(交換法則:2+3=3+2たし算は計算を入れ書変えてもいい!)っとなると②のほうが
とも言いたくなりますね。
こんな状況の時:②のお子さんには、つかさず
「なんで7と3を始めに計算したの?」と声かけてみると、ここでもお子さんはきちんと答えてくれると思います
「10の方が楽だから・・・等」
そしてこんな工夫が出来ているときは、しっかりと褒めてあげてください
「楽に計算できる工夫が出来たんだね」っと。
このお母さまに工夫することで褒められたことによって、お子さん達は工夫を楽しむことができ、もっと工夫を考えることが出来ます。
そして、この工夫こそが 数学です。
お子さんの途中式を書かかせるなかで、何かの工夫を見つけたら「その工夫」を喜び、褒めてあげてみてください。
お子さんもお母さまも気持ちよく、学力を伸ばせて行けるはずです。
ただ、お子さんの途中式を書くのに付き合うのには結構時間はかかりますが・・・辛抱