「他者との対話の中で自己を確立していく」
大方の人は子供の頃は親が「他者」となるだろうから
親が「おかしな人」だったりすると自己を確立するのに
失敗してしまう。
そこで失敗して自己を確立できないと、今度は学校で
同年代の仲間たちと上手く友達関係を築けない。
そしてそのまま大人になってしまう。
当然社会に出てからも人間関係作りに失敗する。
それで精神疾患になったりすることもあるだろう。
そう考えると幼少時期の親子関係作りはとても大切だ。
人によっては幼少時の失敗を一生引きずってしまう人もいると思う。
子供が「自分は自分でよしとする」と思える自己肯定感をもつ
にはどういう子育てをすればいいのだろう?
自分の場合は親が自分に何を求めているのかわからなかった。
父親はどういう人なのか見えなかった。
自分だけでなくあの頃はそういう時代だったのかもしれない。
70年代は豊かな時代で、多くの人が人間形成についてなど
考えなかったのかも。
だからその後のバブル時代はあれだけ滅茶苦茶になったのかもしれない。
モラルも何もなかった。
子供をしっかり見よう。
表面的でなく内面を!
何かしたらどうしてそういうことをするか考えよう。
一見良いことのように見えることでもその動機は悪いことに起因している
かもしれない。
逆に悪いことしてもその原因は良心や愛情に起因してしているかもしれない。
そう自分の親は自分のことを何もわかっていなかったのだ。
何も見ていなかった。