毎年8月は終戦記念日でテレビでも特集をやる。
戦争体験者は原爆や戦争の悲惨さを語り、今の平和な時代が
いかに幸せか戦争を知らない我々は教えられる。
確かに戦争は悲惨だし原爆はとても残酷なものだ。
しかし戦争というものは何千年前も昔からあった。
おそらく文明が始まるのと同時にあっただろう。
農耕が始まり定住して暮らすようになり領地をもつようになった。
そうなると領地や貯蔵された食糧を奪う目的ができる。
親族より多くなった集団の中にも階級が生まれる。
「戦争ができる」状態になっていたと思う。
古代からあるからもちろん中世でも戦争はある。
日本でいえば例えば群雄割拠の戦国時代がそうだ。
ミサイルはなかったが殺し合いに変わりはない。
あえて残酷な殺し方をしている戦の例もある。
自分は戦争は反対だ。
しかしどうして戦争になるのか興味がある。
表面的には国と国との利害関係で起こっているように見えるが
実はもっと人間の本質的な部分によるものではないかと思う。