早いもので数日前に咲き誇っていた桜もほとんど散ってしまった。
風はあるものの今日も暖かい。
事務所でこれを書いている時、けたたましくサイレンが鳴っている。
この近くで火事だろうか?
自分は消防団に入っていた。
今年3月でやめたばかりだ。6年いた。
自営業を開業して2年目に入団した。
入団した理由は、暇だったからだ。
暇だし地域のためになんかしてみようと思った。
仕事が欲しくて入ったわけではない。
でもそう思われた。
普通勧誘されて入るもので、自分から進んで入団する人はいないようだ。
しかも自分は年齢も結構いっていたし自営業だし。
そう思われたのも仕方がない。
だけど自分は自分なりに一生懸命活動した。
正直実際の火事で消化することはできない。
定期的な点検だとか訓練に参加するとか、誰でもできることをしてきた。
班長もやったし会計もやった。
与えられた事はちゃんとやってきたつもりだ。
そういう自負があるので、周りにどうこう言われても気にならない。
消防団で思い出深いのは、操法の選手と指導員をやった時のことだ。
ボランティアなのにこんなに大変なことをするのかと思った。
単純に肉体的にきついのは忘れられないものだ。
辞めてもきっと良い思い出になるだろう。