運の貯金

私の父は非常に運の悪い人をさげすむ人でした
「あいつは本当にタイミング悪い奴だ」
「運の悪い人の近くにいると引っ張られるから注意しろよ」
とかいつも言ってました
確かに人間が長い人生を生きてると、何もかも調子よく進む時と
何をやってもうまくいかないときがあります。

女の価値は顔の美しさだったり胸の大きさなんて
よく言いますが、男の価値は持っている運だけです。
お金や顔ではありません

運が良ければいつの間にかお金も増えるし、
すべてうまくいくようになれば、顔もよくなってくる

要は運を持っていない男はだめということです。
そして、女はどんなに美人でも運のない男を好きになったら落ちて行きます。
何人もそういう人をみました

運は生まれたときはこの世に出てこれたということで
ある程度持っています。
貯金をもって生まれてくるようなもんです。

その貯金は使っていくのでどんどん減っていきます
そして最後には底をつきます
底をつく時期が２０歳の人もいれば５０歳の人もいます。
貯金でたとえると最初の金額も違うし日々使う金額も違うので
当然です。
いくらたくさんの運をもって生まれてきても
浪費家だと運は早くなくなります
少ない運しか持ってなくても少しずつ使えば持ちます

運の浪費家って何？
例えば賭け事が好きな人が「今日はこんなにパチンコで儲かった」とか言っている人がそうです
そこで１万円儲かるためにせっかく持って生まれてきた運を使ってしまっています

では、この運の貯金を増やすにはどうすればいいでしょうか？
この運の理論は若い時から私は確立していました
しかし、運を増やす方法だけは見つかりませんでした

５０歳になる前に私の運の貯金は底をつきました
最後に残った運で日蓮正宗に出会いました

勤行を重ねていくうちに運が戻ってきていることを実感しました
これが底をついた運の貯金を殖やす唯一の方法だったんだ
そう気づきました

それから８年、私は欠かすことなく勤行をして、貯金を増やしていってます
必然的に運の貯金と銀行の残高は比例します

実はここまで書いた運というのはそのまま徳という言葉に置き換えられます
そしてその徳は前世の行いで生まれてくるときの運の貯金額が変わるといえます

ここまで書けば必然的に楽に生きる方法はわかると思います

日蓮正宗の信心は勤行だけではありません。
ただ、勤行は基本の基本で、きちっと勤行していると
必然的に唱題・登山・折伏・法燈相続・育成などのことがしたくなります
そして、しなければいけないような形に追い込まれます

そして、それらを全部きちっと行っていくと運の貯金額は飛躍的に増えることでしょう