越後白山(1012.4m)五泉市
と き:令和2年11月8日
天 候:くもり
参加者:St・Ht・Mm・Ks・occo・tomo
11月7日 13:30 石油の里駐車場集合。6名それぞれ定時に集まる。
Mm・Ksは東京より朝出発で到着。
この季節になると毎年話題になるのが、中野邸庭園の紅葉。
Stさんの奥様の案内で石油王の蔵や貴重な品々が展示されているお屋敷を見学。
紅葉で有名な広大な庭、泉恵園も散策する。
弥生時代の遺跡が発掘された古津八幡遺跡も案内してもらう。
午後から雨との予報も当たり、傘をさしての見学となった。
当初の計画では秋葉公園のキャンプ場でテント泊の予定だったが、天気予報を信じて宿泊先を馬下(まおろし)保養センターに変更した。部屋が空いていて良かった。
Mm&Ksとの再会を喜びSsも駆けつけ7名での宿泊となる。コロナ禍の昨今、全員の連絡先を記載、体温測定をしてから部屋に案内してもらうがMm、Ksは東京人であることを気にして部屋をもう一部屋追加する。
それぞれ持ち寄った食材で男性の部屋に集まり宴会を始める。久々の再会で話も尽きない。
翌日の天気を気にしながら予定通り白山に登れるのか皆で相談し、雨が降っていなかったら登ることに決定。22時には就寝する。
5時起床、雨は降っていない。6時朝食、7時過ぎ、保養センター出発。Ssとはここで別れ6名での登山となる。
8:00、慈光寺駐車場に着く。大型のトラックやバスが数台停まっており、ドローンもある。何かの撮影がある様子だった。後で聞くとネット配信の撮影らしい。
身支度済ませ樹齢300年ともいわれる老杉の並木道を歩き登山口へと向かい尾根線から登り始める。
リーダーStは東京からの2名の先頭に歩き、案内しながら登る。黄色く色づいた落葉樹が多く、木の名前も教えてもらった。中でも薄く透き通った黄色い葉に目が止まり、コシアブラの木と教えてもらう。それによく似た葉もありコシアブラかと思ったらタカノツメとの事だった。つい唐辛子とか南蛮とか言ってしまうが大きな木だった。
適所で休憩をとり進む。6合目くらいになると下山予定の田村線尾根の紅葉がとてもきれいに見える。Htはいきなり「秋の夕日に・・・・・」と歌い始めると続いてKsも歌う。
まだ夕日の時間ではないが、次々と輪唱が始まり楽しみながらゆっくりと湿った落ち葉を踏みしめて進む。
雨も降らず時折吹く風は涼しく感じた。7合目付近になると木々の落葉も進み、白い木肌のブナの木がスクッと立ち並んでいてこれもまた美しい風景だった。
風も強くなり寒さを感じて上着を一枚重ね着する。
9合目まで来るとなだらかな緩い登りとなり避難小屋の屋根が見えてくる。雲が厚く五頭連峰、二王子岳がうっすらと見える程度で飯豊連峰は見えなかった。
11:00、山頂で記念写真を撮り、小屋に戻りゆっくりとお昼にする。
ここでおでん屋Stの登場。玉こんにゃくを温め、からしを付けて食す。辛みが強く2回もせき込んで咽てしまった。おいしくてこんにゃくの汁も全部完食。他に登山客も居なくて6名貸し切りで楽しいランチタイムを過ごす。
12:00、田村線を下る。下り始めはとっても急な下りで、落ち葉で隠れた木の根っこで滑り、何度か転びそうになる。遠くには銀太郎山、五剣谷岳、青里岳と河内山塊の最深部が見えるがわき見をしていると転んでしまう。
Mm、Ksにはあまり経験のない、ぬかるんで湿った登山道は歩きにくかったと思うが、お尻もつかずに上手に歩いていた。この時期はカサカサと音を立てて落ち葉を踏みながら進む関東の山が羨ましくなる。
天狗の腰掛のブナの大木まで来ると少し落ち着いた下りとなるが、急な下りはまだまだ続く。下るにつれ黄色やオレンジ、緑の葉が多くなり、周りの木々にも変化がみられる。
2合目の鉄塔を過ぎると、にぎやかな機械音が聞こえ、沢の音が消されている。
13:55分慈光寺到着。
ネット配信の撮影がまだ続いていて、クルクルと照明も回っていた。有名な俳優さんは来ているのか尋ねると、有名な人はいませんと教えてくれた。慈光寺境内の中庭で撮影していた。お寺の脇に用意されているブラシで、汚れた登山靴の泥を落とし駐車場に向かう。
大粒の雨が降ってきたが杉並木の下を歩いていると雨の当たりをあまり感じない。
下山後の雨で良かった。
それぞれの車で温泉に向かいゆっくりと過ごす。早いコロナの収束を願い、今年果たせなかった山計画は来年に持ち越しとして解散とする。Mm、Ksは翌日の仕事もあるのでここから東京へと帰路につく。
中野邸の紅葉
慈光寺に向かう杉並木の龍神杉(杉の枝が龍のように見える)
滑らないように注意しながら登る
コシアブラの紅葉、葉が5枚 タカノツメの葉は3枚
落ち葉を拾い笑顔で物語を作っている感性豊かなKsとMm・occo
おでんやSt 助手に弟子入りしたMm
大木のブナ 天狗の腰掛
紅葉とtomoさんのご馳走と越後白山。
なんとも贅沢な時間を過ごさせていただきました。
毎回、tomoさんとの山行は楽しい!
おでん師匠のおでん🍢は汗をかいた身体に染みた〜。
Hさんの健脚、花に詳しいYさんには毎回脱帽であります。
山に行こう、と誘われた時、不安なく誘いに乗れる自分で居たい。運動不足にならない様にトレーニングします。
関東の山に皆さんと登りたいので、丹沢と八ヶ岳の下見は私のミッション。
お誘いしますね👍
皆で登る山は楽しい!Mmさんの心境も心配でしたが、楽しく過ごしていただければ嬉しいです。ちょっと違った日常も気分転換になりますよね。
Ht・Ss・Stもとても楽しかった様で喜んでました。
健康に気を付けてまた元気でお会いしましょうね。