朝日連峰北端 以東岳(1771.4m)
平成25年9月23・24日 晴れ 36座目
登り
泡滝ダム(6:20)→冷水沢(7:25)→七ツ滝沢(8:00)→大鳥池(9:10)
大鳥池出発(9:40)→以東岳(12:30)以東小屋出発(13:30)→狐穴小屋(15:20)
下り
狐穴小屋(5:30)→以東岳(7:30)→大鳥池(9・50)出発(10:50)→
七ツ滝沢(11:35)→冷水沢(12:00)→泡滝ダム(12;50)
泡滝ダム登山口より一面緑のブナ林の中を緩やかに登りはじめます。
冷水沢の一つ目のつり橋、七ツ滝沢の二つ目のつり橋を渡り
豊富な沢水で水分摂取しながら目にも優しい緑と
さわやかな清流の音を聞きながら進みます。
大雨の影響で沢部分が、えぐれている箇所が数箇所ありました.
慎重に進み、いよいよジグザグの七曲りです。
清流の音も遠ざかりつづら折りの道に入りますが、樹木の生態系保護のため
ショートカットは避けましょうとの看板があります。
樹木の根元が踏み固められたり、森林内の表土が洗い流されたりと言う
生態系への悪影響が予想されるとのことです。
ここはゆっくりとブナ林の自然に感動しながら歩きます。
七曲りを越えるといよいよ漫画「釣り吉三平」でも有名になった
幻の巨大魚タキタロウが住むことで有名になった大鳥池です。
標高996m地点にあります。池の前にあるタキタロウ小屋のベンチで
朝も早かったので軽くお腹を満たし一息つき、これからの急登に備えます。
池の水門を渡り湖畔を少し歩くと、左がオツボ峰コース(4時間)、
右が以東岳への直登コース(3時間半)
の二又に分かれていて、登りは右のコースを選び進みます。
ず~っと ず~っと 急な登りで、息もキレギレでした。
展望が開けた頃には、草紅葉に感嘆しながら以東岳山頂を目指します。
使用禁止との情報の以東小屋ですが、1階管理人室の外壁が剥がれ
2階部分まで達しています。2階は吹きさらしの状態で、
大風が吹いたら屋根が飛ばされるのではないかと心配になりました。
私達は1階部分にお邪魔して1時間ほど休み、昼食を取り、
8月にもお世話になった狐穴小屋に向けて出発しました。
以東岳より朝日連峰稜線とこれからもっと色づくであろう紅葉を眺めながらも
赤土がむき出しになった荒れた登山道にやるせなさをも感じ
2時間足らずで小屋に到着です。
3連休最後の日だったので小屋は静かで単独の男性2名の利用で
私達は2階部分貸切。
静かな時間を過ごし早めに就寝。
翌朝5時半以東岳に向かい出発。
朝のご来光が山々を照らし、飯豊連峰、光兎山、鷲ヶ巣山、
月山と遠くの山々まで見る事ができました。
以東岳からは下りはオツボ峰コースを下山
直登コースと違い、遠くの稜線を眺めながらブナ林に入り大鳥池に到着です。
またまたここで早すぎるお昼を取り1時間くらい休み泡滝ダム登山口へ下山
心地よい疲れと満足感を抱き帰路に着きました。
以東岳山頂付近からの大鳥池
オツボ峰コースの稜線
以東岳山頂直下
荒れた登山道
オツボ峰コースより以東岳山頂
狐穴小屋
ソレには飯豊連峰縦走の装備覚悟で行かないとダメ...といわれ、夢が実現できていません。
ともちゃんのペースで着々と進めていますね!応援してまーす♪
一応8月に歩いた所とつながりましたが
狐穴小屋からの稜線の景色がわかりません
いつかもう一度行きたいと思ってます。
ヤマレコ見ると日帰りしてる人も結構いるようで。
以東岳は1泊しなきゃならんかなぁ、とずっと計画に登らなかったのですが、平ヶ岳日帰りできたら、挑戦してみようかな?
以東岳山頂付近の岩!いいですねぇ~。
私は泊りのつもりでスローペースでしたが
niceさんは健脚なので日帰り可能と思います。
このときは以東小屋が悲惨でした。
又機会があったら行きたいと思う山です。