焼山(2.400m)妙高市・糸魚川市
平成27年7月20日 新潟百名山63座目
雨も止み、すがすがしい空気をいっぱいに吸い込み一日のパワーをもらう。
テントの中に、ザックやシュラフを入れ置いていく。
軽身で出発
金山山頂から少し下ると、急な雪渓を超えなくてはならない
滑り落ちたらまっさかさま
雪上を避け、笹薮につかまりながら進む。
刈り終えたばかりの枝を踏みながら軽快に尾根道を進む
前方に焼山
富士見峠でテント泊をしていた男性3人が朝食を摂っていた。
3人は手弁当のボランティアで、杉の沢口~富士見峠~金山の道刈りをしてくれていた。
昨日は4人だったとの事で若い人たちの志がありがたかったです。
「この先、朝仕事で道刈りをしたばかりだよ~」と言ってくれる。
道刈り後の第1号の通行人として感謝して通らせていただく
泊岩非難小屋を通過
雪渓を越え、急登を過ぎると視界が開け、火山岩のゴーロの登りになるが
ここで朝食を摂り、エネルギーを蓄え、岩場のぼりに向かう
最後の難所を終えると
焼山山頂、360度さえぎるものが無い
遠くには富士山までも見える。
三角点まで行くと、硫黄の匂い
岩が赤く焼けている
生々しい噴煙が立ち上る火山ドーム。恐怖心が沸きすぐに立ち去る。
遠くを眺めると、火山ドームの生々しさとは真逆のすばらしい眺望
阿弥陀山と烏帽子岳、手前は昼闇山、遠くは糸魚川の海岸線
火打山と妙高山
9:00下山とする。富士見峠~金山、来た道を戻る。
金山まで戻ると、雨で濡れていたテントも乾いており、たたんで下山とする。
コースタイム
金山出発(5;15)→富士見峠(6:25)→焼山山頂(8:15)
焼山下山(9:00)→泊岩(9:38)→富士見峠(9:55)→金山(11:25)
金山下山(12:15)→天狗原山(12:50)→登山口(15:40)→林道終点(16:50)
前日とは一転しての青空。
―赤い岩肌や噴煙が上がる様子に恐怖心です、
近くで見たtomoさんは私の何倍もの気持ちだった
ことでしょう。
自然は良いけど、そうでないことも・・・謙虚にならねば!です。
登山道整備の方達には頭が下がりますね。
それにしても富士山も見られて良かったね~!
やっぱり晴れのお山はいい~~♪
活火山の金山は噴煙が怖かったです。
山頂付近は地面が温かかったです
山は生きて活動していると感じました。
そんな焼山を愛する有志たちの志は頭が下がります。
おかげさまで楽しい登山ができていることに感謝して
これからも安全登山で行きましょう
私は・・・おっかなくって当分いかないかと。
絶景は、自然の猛烈なエネルギーが創り出す、って、誰かがTVで言ってました。まさに火山の風景はそうですね。
ここで噴火したらどうしよう?
なんて
考える余裕も無いくらい
必死で登ってました。
いつものお山と違った雰囲気を感じた登山でした。