ACT:6 マグネットブレーキ編ファイナライズ…
最後に…
では何故ブレーキ力が一定と言う間違った常識が生まれたのでしょうか…
これは単純に磁石の物を引き付けると言う性質が誤解を生んだのでしょうね
と言う訳で何時もの、最後に思いっきりアバウトに分かりやすくシリーズ…(笑)
マグネットブレーキは電気を発生させる抵抗がブレーキになります
これは発電機も同じでブレーキユニットを「自転車の発電機」と思って下さい
自転車の発電機は、回転が速くなるほど電気は明るくなりますが重く感じますよね
電気を生み出すにはそれなりのエネルギーロスが発生します
それがブレーキとして作用しています
結果的に回転数が上がればブレーキ力が強まる訳ですね
考えてみれば低速から最大の発電出来たらノーベル賞もので、発電抵抗は発電量に比例して増加します
ブレーキユニットを「小型の発電機」と考えると分かりやすい
スプールを含むユニットに発電させて、そのエネルギーロスをブレーキに利用する
アルミを磁石は引っ張れないので、ブレーキ力として発生してるのは発電ロスのみ
=・・・
低回転=発電量小=ブレーキ力小
高回転=発電量大=ブレーキ力大
となります・・・
それが、マグネットブレーキユニットの「ブレーキ力発生メカニズム」です
最後にもう一度…
マグネットブレーキは磁石の引っ張る力では無く、「電磁誘導」による発電ロスに比例する「回転数」によりブレーキ力が「増減」します
これがマグネットブレーキの正しい「常識」としてこのシリーズの一応の締めとしたいと思います…
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中々良さそうなツールですね~♪
欲しいかもです…(笑)
スピナベの記事も勿論また機会見て書きます
あと幾つか案があってどれになるか分かりませんが、新作の開発状況なんかも準備でき次第載せていく予定です!
ワイヤーワークを、楽したいので、Hagen's Professional Wire Formerを、取り寄せたけど、なかなかいい予感!