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戸内外探遊ライフ

スピナーベイト理論 3 【ワイヤー編】

2011-12-04 00:15:40 | 釣り文庫
ACT-3:ワイヤーの役割と効果


スピナーベイトのワイヤーもまた、コンビネーションルアーを成立させる重要なパーツですね

視覚上は魚の食いには全く関係ないこのパーツにも、必要不可欠な数々の要素が隠されています…


まずワイヤーの最大の役割はコンビネーションルアーを成立させる事

ボク自身以前10年以上前に幾つかワイヤレスを作りましたがいずれも巧くいかなかった



スカートとブレードを分けて正常にドライブさせる欠かせないパートです

これがワイヤーの根本的役割

※結果的には世界初のプロップジグで、完全ワイヤレスを実現しましたがそれはまた別の話…(カテゴリー・ルアーセメタリー参照)


効果に関しては硬度及び太さによって変わります

ただ今まではファインワイヤーにするとバイブレーションが強くなるとか、ワイヤーを細くしてもバイブレーションには無関係…

等々…矛盾した内容が同列に論じられていた事も多いので、分けて考える必要があると思います


「動き」と「バイブレーション」


動きを吸収しながら「揺れる」か動きを受け止めて「振動」するか…

これはクランクベイトとバイブレーションの動きが根本的に違うように…

そして低弾性ロッドと高弾性ロッドの引きの伝わり方もまたしかり…


1、同じワイヤーでもワイヤーを長くすると動きは大きくなります

これは径×長さの問題でファインにしたのと同じ効果が有るため

これは低弾性にしても同じです


2、ワイヤーを太くするとバイブレーションが強くなります

ファインワイヤーを短く作るとバイブレーションが強くなりますが、これは「1」と逆な効果な訳です


ボクは硬く「ブルブル」っとくる高弾性が好みですが、低弾性の動きも魅力ありますね


どちらにしても動きが悪いと釣れない…

ルアーはやっぱりアクションも外せない最も重要な要素の一つだと思います…






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2 Comments

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ワイヤードジグ (twmaster)
2011-12-04 13:25:06
頼まれて、ジグヘッドのアイから、細いワイヤーを出したモノを、鋳抜いて、そのヘッドを、削り込んだモノで、かなり実績出しているのを、報告されているのですが、マニアックな世界で、ついていけてないような(笑)
個人的には、スイミングジグ系が、ちょっと気になったままですかねぇ。
返信する
ジグ系の可能性 (ソードルアーズ)
2011-12-04 16:12:22
twmasterさん
こんにちは

ワイヤードジグですか…
見たことは無いですが良さそうですね

興味あります♪

スイミング系はかなり面白いと思います
色々可能性ありますね

また動きのいい新作も出せたらと思います!

でもホント、ジグ系いじり出したらキリなさそうですね…(汗)(笑)

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