え~っと...これで8だったかな...(笑)
かなり真面目に作られた世界初とも言えるプラスチック製リアルシャッド
これまでにもリアリズムを追究したプラスチックプラグは存在したが、プリントによる模様のみのイミテートであった
以前何度か触れた事もあるあのナチュラルカラーブームがそれである...
ここで言うリアルプラグの定義を説明するには前出のザ・ミノーまで遡る必要がある...
プリントではなくエラや鱗の立体造形
そしてメッキ処理による小魚の輝きとエアブラシによるハンドペインティングにより、見事ハンドメイドリアルプラグの要素を満たしていました
※詳しくは「ザ・ミノー」の項参照
しかしその後暫くはミノープラグのみで他のルアーに派生する事は無かった
しかしこのリアルフォルムのTDシャッドの登場により、各ジャンルのリアル化は一気に加速していく事になったのです
考えてみればミノーだけで無くほぼ全てのルアーにこの立体造形は可能なワケで当然と言えば当然...
でもそれを広げるキッカケを作った、このTDシャッドの功績は特筆すべき事実だと思います
ルアー的には確かに、シュルシュルっと良く泳ぎ良く潜るシャッドプラグ
テストではその泳ぎとリアルさで「あまりにも美味しすぎる」と声を漏らしたと言う逸話も残っています...
このTDシャッド
当時最強タックルだったTDのルアーデビュー作と言うだけあって力が入っていたのか、登場からかなり経過した現在に於いても遜色ないリアリティとクォリティは見事ですね
現在日本には莫大な数のリアルプラグが氾濫してますが、これは世界的には非常に珍しい事なんですよね...
この辺はやっぱり緻密で繊細なニッポンのお家芸と言えるのかもしれませんね...
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