今朝の5時過ぎにふと目が覚めて、眠い目を擦りながらいつものTwitterチェックのはずが・・・
タイムラインに、ダイヤモンド・プリンセス号に乗船した神戸大教授、
感染症専門医である岩田健太郎氏の動画が流れてきたので、興味本位で見てみたのですが、
クルーズ船のカオスな状況を感染症専門医の視点から告発する大変深刻な内容で・・・
何だかゾッとして眠気が吹き飛んでしまいました;
コチラ↓の記事にこの内容が上手くまとめられているので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
ダイヤモンド・プリンセス号に乗船した感染症専門医 「感染しても不思議じゃない悲惨な状況」
(2月19日付、BuzzFeed 岩永直子)
北海道でも4人目の感染者が判明するなど、本当に他人事ではないのです。
感染が身近に迫っているというのをヒシヒシと感じました。
現在、Twitterでは、この岩田先生を落とそうとする流れがあって、賛否両論が渦巻いています。
そもそも、この岩田先生は反体制的なスタンスを取っていらっしゃる方で、
動画を見る際にも、この辺は少し割引きしたほうが良いかと思うのですが・・・
あくまでも私個人が見た感想としては、
クルーズ船の内情を語る上で、決して嘘はついていないという印象でした。
現場はかなり混乱している様子で、感染症の対策がキチンとなされていない。
感染のリスクがあるところとないところの区分けができておらず、
感染の疑いがある人が自室から医務室まで歩いて行っている事実。
素人目にみても感染しそうな雰囲気がありありと伝わってきて、背筋がゾッとしました。
こんな状況で本当に下船させてしまって大丈夫なのでしょうか?
ある意味、この現状を隠蔽しようとしている厚労省の圧力のようなものを感じました。
岩田先生がおっしゃるように、情報は公開されるべきだと思うのです。
裏ルートでクルーズ船に侵入した岩田先生も責められるべきかもしれませんが、
今、議論しなければいけないのはそういうことではなく、キチンとした政府の対応を見せてほしいのです。
これじゃ情報を隠蔽していた中国政府と何ら変わりないじゃないですか・・・
この上、肝心の感染症対策もずさんでしたなんてことになったら、
この先、日本国内は中国よりも悲惨な状況になりかねないですよ;