Linuxディストリビューションは、数百種類もあるが、どのディストリビューションもコマンドとして知られるツールセットは共通している。これらは、ターミナルから実行するツールであり、WindowsやMac OS Xにも同様のツールである。手始めに以下のコマンドを覚えておく必要がある。
ls (エルエス)
listingの略であり、カレントディレクトリの内容を一覧表示する。このコマンドには引数としてディレクトリを指定することもできる。例えば、ls/homeと入力すると、カレントディレクトリに関係なく、/homeの内容が一覧表示される。Windowsのdirコマンドに相当する。
cd(シーディー)
change directoryの略で、ファイルシステム内を移動するためのコマンド。cdと入力すると、ホームディレクトリに戻る。引数として移動先のディレクトリへのパス(道順)を指定すると、そのディレクトリに移動する。ディレクトリパスとして絶対パスか相対パスのどちらかを指定できる。たとえば、cd bootはカレントディレクトリの下にあるbootディレクトリに相対パスで移動するが、cd /bootはカレントディレクトリに関係なく、/bootディレクトリに絶対パスで移動する。
mv(エムヴイ)
Linuxのmvコマンドには2つの目的がある。ひとつは、ファイルを別のディレクトリに移動することであり、もうひとつは、ファイルの名前を変更することである。2つ目の機能は筋つがいに思えるかもしれないが、Linux環境では、ファイルをある名前から別の名前に移動すると解釈される。このコマンドは
mv <現状のファイル名><新しいファイル名 >形式で実行される。
rm(アールエム)
removeの略で、引数として指定されたファイルまたは一連のファイルを削除する。Windowsのdel コマンドに相当する。どちらの場合も、正しいファイルが削除されるように注意しなければならない。
rmdir(アールエムディーアイアール)
通常rmだけではディレクトリを削除できない。このため、rmを使ってファイルが削除された後のディレクトリを削除するために、rmdirが使用される。
mkdir(エムケイディーアイアール)
rmdirの逆で、新しいディレクトリを作成する。たとえば、ターミナルにmkdir myfolder と入力すると、カレントディレクトリにmyfolderという名前の新しいサブディレクトリが作成される。cdと同様に、引数として指定するディレクトリパスは絶対パスか、相対パスかのどちらかになる。
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