コナミ社製、往年の名機・ピカデリーサーカス
SLOTができるなら簡単だろう・・・・・・って、だいぶ前に持ち込まれたものです。
奥ーーーーにあって気になっていたので取り出してみました
通電してみると、
1)メダルを受け付けない。
2)ランプは点灯する。
とりあえず、内部の清掃をしてみます。
払出ソレノイドの筒を分解し、貯留メダルを出して清掃し、再度組み立てて、メダルを貯留してみました。
3)メダルが重なって満杯になるとマイクロスイッチの動きを受けてソレノイドが作動しメダルがオーバーフローボックスに入る。
なにかの拍子にパチンと音がしてメダルブロッカーが作動したのでメダルを投入したらゲームができた。
役当選でメダルも正常に払い出される。
なんだ、動くじゃん。
清掃で復帰したと判断し、一件落着。
翌日通電してみると、また同じ症状でメダルブロッカーが作動しない。手動でメダルマイクロスイッチをONしてみるも、無反応。
これは、重症と判断し、褌を締めなおして・・・・・
テスターでブロッカの配線を追う。
4)ソレノイドの青は電源基板の22番へ導通。そして基板上にSOLの印字からソレノイド(+)と推測される。
5)ソレノイドの赤は電源基板の19番に導通し基板上のリレー2の足へ。メイン基板からリレーを介してソレノイドのON・OFFを制御していると予想できる。
6)リレーを基板から取り外してリレーコイルの端子に通電してみると、閉回路になるとカチっと音がしてリレーが作動する。
リレーは生きているようだ。
リレー2がメダル・10円セレクターのブロッカーにつながっている。
リレー2(-)の電圧(High or Low)の変化でリレー2のCOMとNOがつながったり・切れたりがソレノイドのON・OFFに関連しているのだろう。
リレー2(-)端子から導通を追ってみた。
メイン基板の2つある配線コネクターの44P_B(下側)の⑤(半田面)に導通していた。
さらに、メイン基板上で導通を追うとトランジスタ2SC620を介してIC M53200P の⑪に行き着いた。
トランジスタ2SC620、 IC M53200P のどちらか、あるいは両方が異常なのかもしれない。
部品を調達して取り替えたら復帰するかもしれませんね
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回胴式遊戯機技術研究会はパチスロの入出力信号を調べて、オシロスコープで波形をみて、その通りの疑似信号を出力するマイコンプログラムを作成して、回路にのせて、パチスロのメダル不要回路を作成して、卒業の技術講習(有料)を開講しています。
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ご不明の点はご遠慮なくお尋ね下さい。存じ上げていることは丁寧にご案内させていただきます。
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