アミューズ仕様パチスロでは、アミューズ仕様基板のメダル払出入疑似信号(小役当選時)はSLOT本体のメダル払出入疑似信号とロジックが合致していなければなりません。
図ー1はメダルホッパーの仕組みを示しています。
図ー1はメダルホッパーの仕組みを示しています。
図ー1
小役が当選するとSLOT本体はホッパーを回転させます。ホッパーモーターはDC24V仕様なので、その24Vをモーターに送ることになります。(※注ーアルゼ、エレコなどユニバーサル系はDC12Vです。)図ー1は払出センサーが2つあるホッパーです。
メダルが払い出されるとき、メダルはバネで行ったり来たりするアクチュエーターを押し、センサー1,センサー2の赤外線を遮断したり、開放したりすることで、払出信号をSLOT本体に送っています。
ここで、実際の払い出しセンサーを見てみましょう
サミー製パチスロのメダルホッパーです
ここで、実際の払い出しセンサーを見てみましょう
サミー製パチスロのメダルホッパーです
裏返してみます
センサーを外してみましょう
コの字型のプラスチック製の部品ですが細い溝があるのがわかりますか?
メダルが払い出される際にメダルは、例のバネ式のアクチエーターを押し、コの字型の2つのセンサーの間を行ったり来たり、つまり赤外線光線を遮断したり開放したりを繰り返します。例えば3枚小役当選の場合、SLOT本体に送られるメダル払出信号は・・・・・
払出センサ1と払出センサ2がHとLを繰り返す信号をSLOTに送っています。このときの波形に少しでも違いがあれば、SLOTは以上を検知し、エラーを表示します。一般のホールでは係員が扉を開けて、原因を解決してリセット操作で復帰となります。アミューズ仕様パチスロの場合、各機種の払出信号を調べて、その波形と寸分のくるいのない払出疑似信号を出力しなければなりません。メーカーによって、払出センサーが一つであったり、二つであったりします。今のところ払出センサーが3つ以上の機種はありませんが、セキュリティが強化されたら、それに対応しなければなりません。
主な払出センサーの波形を以下に示します。
① 1センサー アクティブロー
② 1センサー アクティブハイ
③ 2センサー アクティブロー+アクテブハイ
④ 2センサ 待機時両センサーハイ 終了時両センサーハイ
払い出し中は③と同じ波形
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