ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

野球が始まる

2020-06-02 22:11:00 | Weblog
野球に触れたのは2月の沖縄が最後。
以来無観客でのオープン戦はあったもののコロナ騒ぎで遠い記憶の彼方のような出来事に思える。
仕事も在宅勤務になりほとんど人と触れ合わない生活が続いている。
気は滅入り、在宅勤務開始してから1月ほどたった4月中旬仕事中に何もないのに涙が止まらなくなった。
人との接触は95%以上減、北向きの部屋には日光はささず気持ちを湿らせた。
ツイッターなどのSNSは人を攻撃するか、馬鹿にするか、正義感に酔いしれる投稿が目立ち私の精神をざらつかせた。
その日は上司に許可を得て急遽半休をとり、自宅近くの公園で海を眺めて過ごした。
それだけで気が休まった。それからは人が少ない時を見計らってなるべく外にも出かけるようにした。
とは言え人との接触は自粛前95%減は達成できている。
通勤せざる得ない人が羨ましかった。
家族がいる人も羨ましかった。
羨ましい環境にいる人たちが不要不急の外出を攻撃しているのを読むと、イライラした。
隣の芝生は青いのだとはわかっているが、同じ言葉を投げかけてあげたかった。

私が精神に不調を来しても誰も助けてはくれないのだから、自分で助けるしかない。
外出の言い訳にしたが効果はあったので後悔していない。
その一番辛い時期を乗り越えてからは大分慣れた。
心が騒つかなくなったが、逆に歓びもなくなった。
喜怒哀楽が減じたと言って良いと思う。
ご飯を食べて買い物して、時々散歩と家でのストレッチ。家事を少々とひたすらオンラインゲームの毎日。
それだけの繰り返しで、球団や選手たちが流してくれる情報にも心が動かなくなった。
開幕の日程が発表されて、練習試合が始まるとなって不安になってきた。
私はベイスターズを応援する気持ちになれるのだろうか、と。
前のように喜怒哀楽を表現できるのだろうか、と。
試合を見る気持ちになれるかさえ自信がなかったのだ。

今日練習試合が再開されてその模様がネット放送に流れた。
オンライン放送を再契約しランチタイムに2軍の試合と1軍の試合を両方みた。

ワクワクした。
お昼休みの1時間だけだったけれど、心から楽しかった。
練習試合だからハラハラしたり残念なプレーにイラッとしたり、そういうことはなかったけれど、
喜と楽は堪能できた。
野球観戦は「喜怒哀」を楽しむスタンスだから本当は物足りないけれど、
この空虚な3ヶ月の後にみた野球の一時は爽やかであった。

明日以降も楽しみであるし、休みの日が待ち遠しい。


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