8月21日、改装工事の依頼をいただいたお客さんのお宅にご訪問した日だ。
この日がなかったら、多分、ずっとメタボな中年オッサンまっしぐらだったのだろう。
奥さんとボクの2人で打ち合わせをしていたところに現れた若い男性
「息子さん?」かなと思ったのだけど、息子さんは小学生と伺っていた。
「弟?、親戚?」と頭をめぐらすも、弟さんとは面識あるし
「まさかご主人なのか?」と思いながら
「まさかな〜」と考えていたところ
「主人です」と奥様からのご紹介。
「え〜!随分歳が離れてるご夫婦!なの??」と奥さんの年齢は知っていたので
「年下のご主人なのだろう」
と、その時は思っていた。
ボクが座っているダイニングテーブル前のオープンキッチンで料理を始めたご主人は、男から見ても爽やか、カッコ良い、超料理の手際良い、本当に同じ人類か?と思える容姿!
その後、打ち合わせを続けていると、ご主人は、息子さんの少年野球に付き添うとの事で、挨拶をしてくれた。
「野球をやった事がないから大変です。」とその時、僕に話してくれた。
「えっ!野球をやった事のないメンズが自分以外にいたなんて、超親近感!」
と容姿が全然違うご主人を勝手に身近に感じてしまったのであった。
打ち合わせを終え、駅前の横断歩道を渡る時、正面のパン屋のウィンドウに映った、デブな自分。
顔も胸も腹も足も全てがムチムチ。
服もダサい、くたびれた顔、自分のすがたが真面目に嫌になった。
「ずっとこのままなのか?」
と、落ち込んだ。
この日は、家族でフランス料理を食べに行く予定になっていた。
「今日もいっぱい食っちゃうんだろうなー、ちょっと食事制限しても何も変わらないし、いっぱい食うか」
と言う諦め気分。
案の定、ガッツリ料理を食べ終えたのであった。
その食事の帰りに立ち寄った本屋でこんな本を見つけた。
この手の本は以前も買ったような気がすると思いながら手にするも、何かが自分に降ってきた!
『1週間糖質を抑えた生活を送ると体に変化が出る」
と、いったところに惹かれ
「何かが変わるかも!」
そんな気分になったのだ。
この本をその日のうちに読み終え、本気モードの新しい取り組みに、なんだかウキウキしてしまう夜だった。
次の日からは少しづつ糖質を抑え始めてみた。
昼は米抜きそしてパンも食べない、うどんもラーメンも禁止、パスタは低糖質麺に変えた。
元々の米はそんなに好きではなかったので、おかずと野菜中心の食事をメインにしてみた。
なんと驚き!
それを続けるだけで、自分の体重がどんどん減って行くのだ。
風呂場の鏡に映るカッコ悪いブヨブヨの裸体が、最近では別人を見ているようになってきた。
2ヶ月経過した結果
75.4キロ→67.6キロ
マイナス7.8キロ
日々変わっていく自分が、嬉しくてたまらない今日この頃
最近、奥さんのお母さん宅にお邪魔した時、ご主人の年齢がボクと一緒だということが判明。
驚きだった!
益々、続ける気になった。
元々の素材が違うので、あんなご主人のようにはなれないけど、少し自分の容姿に気をつけようと思えた、いい機会だった。
そんな事もあり、ただいま糖質ダイエット中。
ご主人とこの本に感謝!