近隣対策

2023年06月20日 | 1
設計した物件がどんどん形になっていく。
自分としては、出来上がる過程をこの目で見たいのだけど、そのような時間はない。
どんどん描かなくては行けない図面が溜まっていて、この状況を受け止めるしかないのだ。
が、しかし!
なぜか、特定の物件だけは現場に出向くことが多いのだ。
その特定物件とはこんな感じだ。
・近隣クレームが多い建築地
・施工車両が止められない建築地
・難しいお施主さん
要は工事しにくい現場は自分が行く訳だ!
言い換えれば、工事しにくい現場からはみんな逃げているのだ!
ひどい、本当にひどい(涙)
現場に出るからと言って、溜まった図面が減るわけでもない。
今回の物件は結構手こずっている。
駐車スペースがない上に、近所にはスーパーがあり、そこへの搬入車両が絶えない。
道路も狭く工事のために荷下ろしをしていると、スーパーへの搬入車両が通れず、渋滞してしまうのだ。
工事作業のため、スーパーの駐車場を借りないと作業が出来ないため、何度も頭を下げてやっと曜日と時間限定で借りる事が出来た。
しかし、搬入や営業に支障があった場合は借用がストップされてしまうのだ。
工事が出来なくなってしまうとお施主さんに迷惑がかかるのでそれだけは避けたい。
なので現場に張り付くしかないのだ。
しかし、51歳の体にはしんどい毎日が続いてる。
前回の休みはいつだったのだろう?
そんな日が続く中、バカな仕事仲間がこんな感じで話しかけて来た。
「Fさん最近疲れてますね!全然休んでないんじゃないですか?」
との問いかけに
「休んでないけど、年齢も年齢だしね」
と答える。
この後に帰ってきた言葉がこれだ!
「休もうと思えば休めますよ!」
???
なんだこの突っかかるような返し!
「ひと段落して休めるようになったら、しっかり休むつもりだよ」
と答えて終えようとした時に
「休めますよ!休もうと思えば」
・・・
勝手に話しかけてきて、勝手に揚げ足取って、忠告めいた事を言ってくる・・・
コヤツは自分がいつも一番でないと面白くない奴だから、忙しさも一番でないと気が済まないのだろう。
コヤツとはもう何年も一緒に仕事をしているが、仕事のスキルも人間性も何ひとつ進歩がない。
どんどんダウングレードしている気がする。
自分が一番忙しいのが望みなら、今回の物件の雑用、やってくれればいい。
コヤツを対象とする近隣対策はもっとめんどい!イライラはするが、まじめにやり合うつもりもない。もう数十回撃沈してやっても何も変わらない。ただ経営者陣に媚びを売り続けていればそれでいい奴だ。コヤツがいなければもっと社長との関係も良好なのに。それだけは残念だ!
明日から52歳
52歳はコヤツに邪魔されない日々が送れますように。