宮崎さんのアニメ映画
「君たちはどう生きるか」の是非が
まだしつこく続いている
何を納得しないのか?
既に不思議の国のアリスだと
書いたが
また別のもある
それは碇シンジの
エヴァンゲリオンネタだ。
エヴァの中国名は
福音戦士とされるが
見事な妙訳
満を持すて何かが変わる
それを受け継ぐ新世紀
君たちはどう生きるかにも
マヒトが受け継ぐ世界があり
その選択を迫られている
シンジの様に
この世界と少年と言う
シチュエーションは
少年が少年以外のものを
取捨選択する事で
世界の改革になる
それが出きるのは
いわば神
神の子だから神子(シンジ)
とここまでは常套
その亜流
バリエーションにも意味がある
遡ればアムロ・レイ
キリコキュービイ
桂木桂
何故か80年代に多発してるね
エヴァを挟むと
ラーゼフォンてのも有った
平成ライダーにも居るかな?
彼等は世界と対話する存在で
同時に神の子ども
その改革意識と
宮崎さんのタイトル
君たちはどう生きるか
を被す時に
改革をモブのように
凡庸に眺めてるだけの自分に
落ち込むのだ
世界のどこかで凄いことが
行われてるのに
その他大勢の自分は
置き去りされたかの様に
蚊帳のそとで観てるだけ
その疎外感
諦め感
シンジにはあった免罪が
マヒトには少ない
それで映画自体を拒否する
それが、この映画の是非を作るのだ
神と世界のドラマは今後も何度か試される
何故なら殆どの作品で
回答が出てないからだ
真理を求めるのがドラマであるなら
何時までも発展途上で
済まされないだろう。