Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

沖縄 八重山諸島 ぶらり行く 5(波照間島)

2016年03月24日 | 旅行

波照間島 何と良い響きの島だろう。 南の果て というニュアンスが響いて来る。ここは日本で人が住んでいる一番南の島である。

3/8午前 鳩間島を後に 例のごとく一旦 石垣の離島埠頭に戻る。そして11:50発の波照間島行きに乗船。航路は最初 黒島航路と同じでその先波照間へ向かう。黒島を過ぎるあたりから波が荒くなってくる。高速船なのでローリングは余りなく、ピッチングがきつい。船首が波に乗り上げ、それからどんと下に叩きつけられるように落ちる。この繰り返しである。通常1時間のところ1:20ほどかかって波照間島へ到着。

黒南風に抗い船は波照間へ 今中京都

ここも鳩間島を除いて同じような島で、中央部は小高くなっている。迎えの車に乗り宿に向かう。
泊まったのはゲストハウスNAMI(波)tel0980-85-8203 いい感じの宿です。

これが宿の入り口。向かって左の方にテーブルが置いてあり、飲食が出来るようになっている。ここは素泊まりなので食べ物、飲み物は近くの商店で買って食べることとなるが、後述のようにここは島唯一の豆腐屋でもあるので夜 ユシ豆腐をご馳走してくれた。


30歳台のお兄ちゃんがテーブルで美味しそうにオリオンビールを飲んでいたので、私もすぐ近くにある商店(上の写真)に行き買おうと思って戸を開けようとするが閉まっている。12:00から15:00まで昼休み!南ヨーロッパ並みだね。お兄ちゃんにどこでビール買った?と聞いたら 歩いて10分くらいのところに共同売店があるというので宿のレンタル自転車を使って買い出しに。
あったあった、嬉しくなってオリオンビールだけではなく、今晩の酒の肴、夕食、泡盛も仕入れた。

宿のテーブルでオリオンビールを飲み一息ついてからレンタル自転車で島を回ることとする。まず東に向かってペダルを漕ぐ。坂を下がっていくと波照間飛行場に着く、と言っても今は休眠中だそうで静か?なものだ。

後で聞くと 波照間便を再開しようとある小さな航空会社が申請中なんだが、その会社が問題があるらしく国交省が内容を検討中らしい。

で自転車で南に向かうと、ありました「日本最南端」の碑が。なんてことはないんだけれどね。一応記念にパチリ。
今度は西に向かって自転車を駆る。サトウキビ畑が多い。今刈り入れ中で最盛期は過ぎているようだ。人海戦術で手刈りである。これはしんどいんだろうな。宮古島では機械刈りが大勢を占めていたが。

南西にある見晴台から海を見る。風が強く 波が白く寄せている。

ここから北上する。少し行くと 何と素晴らしい眺めの海が見えた。

西の浜である。沖縄でもこんなにきれいなエメラルドグリーンの海は他にはない。素晴らしい!の一言に尽きる。
この浜で先ほど宿で出会った お兄ちゃんにまた出会う。何人かの友達と一緒で「今までシュノーケルをやっていた」と言う。沖の方に泳いでいくと素晴らしいサンゴ礁が見られるという。以下に素晴らしいかスマホで撮った写真を見せつけてくる。是非とも行った方がいいという。
我慢ならず 自転車で宿に水着と水中眼鏡を取りに戻る。
 しかしもう16:30過ぎ、一人で泳ぎ出たがなかなかサンゴ礁につかない。足ひれがあれば早く進むんだが。無理しすぎてもいけないとちょっと日和って引き返す。でもそんなに寒くはなかったね。

夜 ユシ豆腐を囲みながら それぞれが調達してきた酒、肴、食べ物を食べながら談笑する。やっぱりこういう時がいいね。今日の宿泊者は7人。ある若者は 某銀行を辞めて市役所に再就職するので 有休消化でここに来ていると言う。彼が言うには 「銀行はノルマがきつすぎるし、マイナス利率で先行きが見えない。」
昼にオリオンビールを飲んでいた人は自称ニートで ヨーロッパからアジアを「夜行特急」よろしく バスで旅していて、香港からは飛行機で沖縄に来て、今八重山諸島を回っているという。
いろいろだべりながら夜は更けていった。こんなのだが楽しいね。

ところで波照間島と言えば「泡波」島にある醸造所で細々と作っていて量が余り出来ないので希少価値があるという。と言うことなので写真のように5本も買い占めてしまった。と言っても1本100mlのミニチュア瓶だけど。

3/10朝の便で石垣に戻る。どうも天候が悪化するらしく、次以降の便は欠航するかもしれないという。(後でわかったがやはり欠航したらしく数日は欠航していたとか)

 



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