2000年頃の週刊ゴング

元ガチャリックスピンのボーカルArmmyことtakaeの訃報で
久々に2000アクセス程ありgooブログランキングが104位と
過去最高の記録となりましたが、何せ若い女の子の訃報なんで
びみょーな記録になっております‥‥

読んで楽しむプロレス！がまだ生きていた頃です。
ネットは今ほど普及していなかったし
週刊ゴングもまだ生き残ってたし、高橋本が
出るか？出ないか？の頃だったので、
プロレスはまだまだ人気が有った頃です。
編集長はＧＫ事、金澤氏。
この数年前は毎週、ゴングを購入していましたが、
発病して買える頻度が減りました。
しかし、相当棄てたのですが、それでも大量に残っているので
数年前に倉庫代わりの兵庫但馬の家に置いております。

で、たまたま引っ張り出した号が
まあ、大変な内容だらけの大ニュースばかりです。

長州力が大仁田戦で再復帰決定の長州インタビュー。
橋本真也、小川に敗戦した事で辞表提出し
会社は受理しない。
西村修、ガン闘病からの復帰戦。
コロシアム2000開催前に、田村がヒクソンより
船木と闘いたいと発言。
(リングスとパンクラスがまだ揉めている最中。)

そして、極めつけが当時ニュース速報にまで流れた
ジャンボ鶴田の死去、いきさつと選手達のコメント。
橋本の死も相当ショックでしたが鶴田の訃報のショックは
忘れられません。
まだ、これまたリングで殉死した三沢光晴が社長やっていた
全日本プロレスの頃です。

死の経緯はまた何れ？にしても
とにかく鶴田のプロレスラーとしての強さが
決して誇張では無い、本当に強かった！と述べているコメントばかりです。
昔から鶴田を怒らせるのが勲章という位に言われていたそうな。
私が知るにはやはり日本人レスラー達。
天龍、長州、原、三沢、川田‥‥この辺りでしょうか。
三沢や川田にはバトンタッチも含めた鬼の愛情にも感じますが
ご存知の通り怒った鶴田は恐ろしかった！
日本プロレス界の生き証人の一人、力道山次男の
百田光男は、力道山はともかく、馬場、猪木を差し置いて
強さ、スタミナは過去、鶴田に勝てる人間は居なかったと証言。
子供の私が見ても、強すぎて本気を感じられない鶴田は
応援のしがいがありませんでした。
ただ、馬場についで世界中のトップレスラーと対戦出来、
当時、世界の大メジャータイトルＡＷＡ世界ヘビー級チャンピオンになった位
才能があり馬場のプッシュが強かった鶴田は
世界の強豪達の方が闘いがいがあってのではないか？
そう思ってしまいます。
ワールドワイドな鶴田というレスラーの闘い様が。
あのブロディーが鶴田のスタミナに驚きダイエットし
再来日したのは有名な話。
日本人は勿論、外国人にも穏やかで面倒見の良い
優しい常識人だった鶴田。
この訃報にインタビューに答えてくれた外国人レスラーは
ドリーファンクジュニア、テリーファンク、ハンセン
テッドデビアス、ハーリーレイス、リックフレアー
ビルロビンソン、アブドーラザブッチャー、ディックスレーター
ミルマスカラス、ニックボックウィンクル、リックマーテル、
スティーブウィリアムス、ルーテーズと、
世界のVIPレスラーばかり。
他にもコメント取ろうとしたら沢山の名レスラーから
インタビュー取れたでしょう。
やはり鶴田はワールドワイドでトップを取れた
数少ない日本人レスラーでしょう。
日本人、外国人レスラー達のコメント見ても、
レスラーらしからぬ、本当の一般常識社会人なんですよね。

と、まあ久々に鶴田に纏わる雑誌を見ました。

後は、76年当時、色々有った上田馬之助の争奪戦が
全日本、新日本、国際とで繰り広げられてた記事も
興味深かったです。

まあ、大忙しの号でした。