ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

映画『スパイナル・タップ』を観てきました。

2018年06月30日 | 音楽
今頃まさかの!元祖ロックコメディー映画が今更、日本初上映、
上映劇場はとても少なく、関東では新宿武蔵野館と神奈川で1か所だけ。
で新宿駅隣の新宿武蔵野館へ観に行きました。
昔はポルノ映画を上演していた映画館と聞いたのですが・・・。

夕方の上演でした。何かの特別日という事で入場料1000円でした。

映画『スパイナル・タップ』予告編


会場に入ると、色々展示されていました。
撮影で使われたマーシャル1959とか。







アンプのくだりとか、廊下で迷子とか、装置が壊れた等は有名なシーンですよね。
コレ、84年公開ですか???
約35年越しの日本初上陸。
昔レンタルビデオ屋とかで探したのですが、置いてありませんでしたし
amazonとかではかなりの値段が付いていますね。
Huluでは観れるそうですが、月会費が。
チトPD発作が起きそうなのを心配しながら3番スクリーンに入りましたが
連日の睡眠不足で、速攻に眠くなってしまい・・・・・
現実感との差異や字幕と私の脳みそのレスポンスが鈍く・・・
横の英語が出来るであろうお客さんが速攻で笑い声を上げるのより
随分遅れての反応になってしまいました。

うう・・・・コレはリアルタイムで万全のコンディションで観たかった!
名シーンは早々とバラエティー等で使われてしまっていたので
観なかったら、もっと大爆笑だったでしょう。
「ANVIL~夢を諦めきれない男達」はドキュメントでしたが
監督のサーシャガヴァシはこの「スパイナルタップ」の影響から来ているんでしょうね。
スパイナルタップを観て、架空のバンドという設定を忘れてきます。
最初、大々的なツアースタートパーティーからアルバムのジャケット問題で(PMRCみたい)
ビートルズの「ホワイトアルバム」では無く「ブラックアルバム」になり
ライブのキャンセル続出、会場はどんどんチープになり軍の中の
ダンスパーティーのステージ迄に変わり、メンバーと分裂&友情、
ANVILの大元ですが、ドキュメントでパクリにならなかったのが
監督の手腕ですね。
実際メンバーの俳優は演奏可能で、演技指導を受けているのか?
2枚アルバムが出ているそうなんですが、実際映画での演奏は本人達の音か?
別のスタジオミュージシャンがRECしていたかもですが
本人のプレイスタイルをそのまま、コピーして録音しているかも。
その辺りはジャニーズ系アイドル等と微妙に被ります。
(TOKIOや関ジャニなんかは演奏上手いと言われていますしね)

で、一番ウケたのは、間違ったサイズで発注したステージ装置である
モニュメントが天井から降りてくる所でした。
メンバー、変な被りモノを被って。

で気になったのが、基本的にエクスプローラー等ギブソンギターを
マーシャル1959に繋いでいるのですが
チャンネルリンクしていたとしても、アテネッターもブースター的ペダルも
無いような音で鳴らしたような音色でした。
私が3月、スタジオのJCM900でムチムチパンパンになってしまった音の様な。
ネバっこくてムチムチパンパンで伸びない音的というか、
KKダウニングが「当時我々は高いゲインとロングサスティーンを必要としていたんだよ」
そうインタビューで語っていたような音というか、
映画中でも2人のギタリストはパキパキのピッキングでしっかり音を鳴らすテクニックで。
今、私が陥っている、シールドの悩みとリンクしました。

1964年デビューというのが中々面白くて、
当時はモンキーズやその他アイドル的人気バンドをイメージしたバンドで
やっていたという設定も面白かったですね。

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