ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

現在のプロレスに乗った頃

2023年10月16日 | プロレス
かなり前に打った記事が有りました。
アップしておこうと思います。
(最近、「アントニオ猪木を探して」という映画が上映されてるのですね。
今居る所は映画館が全く無くて…)
後、一時期新日本プロレスの経営改善として社長に就任するも
選手、社員から嫌われまくった草間氏の後年のインタビュー記事を
読んだので貼っておきます。興味深かったです。

「私が戦った暗黒・新日本プロレス」……“元・社長”草間政一インタビュー:Dropkick

「私が戦った暗黒・新日本プロレス」……“元・社長”草間政一インタビュー:Dropkick

再び黄金期を迎えようとしているテン年代の新日本プロレスだが、10年前は“瀕死のプロレス団体”として「明るい未来が見えませ...

Dropkick:ブロマガ - ニコニコチャンネル

 


では、過去に仕込んだ個人的な思いを…。

今、唯一地上波で観れるプロレスは新日本プロレスだけになってしまい
まあ、基本的にテレビメディアというモノと距離を取っているので
TVを付ける機会も減りましたが、ワールドプロレスリングは録画しています。
かといって今のプロレス中継をワクワクして見る事も無く、
たまに気にいる試合が有ればなぁ、と少ない希望にすがっている感じです。

90年代迄のプロレスファンの多くの方がミスター高橋本に大きなショックを受け
総合格闘技に駆り出された純プロレスラーの惨敗ぶりに落胆し
プロレス離れをした人も多いかと。
特に新日本プロレスは猪木、または猪木事務所の強権介入で暗黒時代でしたしね。
それでもプロレスを捨てられなかったんですよね。
ホント「一体、何を見せられているんだろう?」と思う事もしばしば。
ストレス溜まる時代でした。

新日本プロレスの身売り、ユークス時代からブシロードがオーナーになり
凄まじいV字回復には凄い事だと思いますね。
猪木の「環状8号線」の例えを特にブシロード体制になってから
女性ファンを始め、沢山の新しいファンを開拓し
一般受けする筋肉且つ絞った体、イケメンのセルフプロデュース、
子供受けする空中殺法を含めた派手過ぎる大技の応酬と切返しの速さ、
現代の日本のプロレスビジネスはこうだ!と感じつつ
プロレスラーの「強さ」「闘い」「格闘技」というモノが抜ける気がしているので
以前から書いていた石井、柴田、その流れを汲む選手に期待してしまう。
デスペラードも良いですね。現代プロレスの象徴であるオカダカズチカの能力も良いと思います。

新日本においてですが、今の新日本が有るのは棚橋の存在が大きいですよね。
棚橋が居なければワールドプロレスリングは終わっていたかも知れない。
他団体は有料か会場に観に行かなければ見れない。


私がプロレスを離れさせなかった決定的試合を数個。
猪木の強権介入を経て、心離れそうな私が胸熱くなった試合。
まずは後楽園ホールでの棚橋vs中邑。
グリーンボーイでメインイベンターを張らされていた中邑の成長と
棚橋の試合の回しに感動しました。
損な役回りが多かった第3世代の永田とケンドーコバヤシのモノマネで
再ブレイクした大ベテランの越中詩郎の同じく後楽園ホールでの
IWGPヘビー級戦、そして後輩達に次々と抜かれ永田より損な役回りだった
中西が棚橋を破ったIWGP戦。素人目ですが棚橋の巧さを感じましたし
短期間でしたが中西の初戴冠にも喜び。
「夢の持てねぇ時代に夢を持つんだよ!」という言葉にも感動した
G1決勝戦の真壁vs中邑。新日本の中で雑草道を歩んで来た真壁の
ベストバウトの1つにも思います。
そしてG1のリーグ戦、喧嘩マッチの様相も見せた中邑vs飯伏。
この試合は熱くなりました。
事実上、外部の選手である田中将人vs石井も。
もっと後になりますが柴田vs石井、柴田vsオカダ。
こういう試合が有ったこそ、またはこういう熱さを求めて
今もプロレスを観ています。
技巧派のザックセイバーjr、パワーファイターのジェフコブ、良いですねぇ。

こう羅列すると
永田、棚橋、中邑、真壁と新日本の興行の顔となり
暗黒時代を乗り越えた面子ですね。
ホント、凄い底力だと思います。

現在のプロレスを否定する事は無いし、
でも乗り切れない自分も居るのですが
選手、会社の頑張りが有り大ブームとなったK-1やPRIDEが倒れても
生き残ったプロレスの力、凄いと思います。
そこは本当に認めないとです。

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第二次黄金期 (喜一)
2023-10-17 13:47:22
太郎さん、こんにちは。
僕がプロレスファンに戻ってきた頃は、飯伏がジュニアヘビーからヘビー級へ転向する頃でした。
当時、SNSやネット記事で、オカダや飯伏の話題を見て、気になっていました。オカダのドロップキックは?飯伏って、どれだけ凄い選手なんだろうと。

K-1やPRIDEだけでなく、96年~2005年まではWOWOWでボクシングにハマっていたので、プロレス殆ど見ておりませんでした。

久しぶりに見たくなったのですけど、戻ってきてこれが本当に良かったです。

アップダウンのダウン期は見てなかったんですけど、神田伯山の真日本プロレスで暗黒期を振り返っているのを見て、やはり普通にプロレスの試合で勝負できなかったのかな…?とは思いました。

今では結構、身体能力でプロレスをやっている選手が目立ちますが、怪我で復帰未定になったという発表があると、、もうこの選手を見れないのかな、あの時のあの技で出れなくなったんじゃないかと。暫くプロレスを見る気になれなくなります。

太郎さんのブログに貼り付けてあったテリー・ファンク引退試合を視ましたけど、ああいう試合で十分です。ザ・ファンクスVSハンセン&ゴディ。パートナーのドリーのドロップキック連発、頑張っている姿に感動しました。

太郎さんの少年時代のプロレス熱は本当に凄かったんでしょうね。

最後にもう来年の話。
イッテンヨン:SANADA VS 内藤の試合で、
武藤引退イヤーの締め括りとなりそうですね。
返信する
Unknown (太郎)
2023-10-18 19:51:57
喜一さん

こんばんは。
飯伏の登場は凄いインパクトでしたね。しかもDDTというインディーから。
体の危険を顧みないかのようなプロレス馬鹿の大技が。
毎回ヒヤヒヤして。それで人気が火が付き両団体所属から専属契約とか。
両団体契約の時はDDT高木三四郎社長の決断に驚きましたが。
昨夜、13年前の永田、井上vs鈴木、高山がYouTubeに上がっていたので
見ましたが、井上がボコボコにやられてるトコ
まだ海外修行前のオカダが乱入し背後からドロップキックかましてました。
個人的にはタイガーマスクを超えた日本一のドロップキッカーだと思います。
暗黒期は他の格闘技の人気+高橋本の影響って避けられないと
思ってます。あの伝説の「猪木問答」とかはリアタイで
見られて無かったのですね。アレは笑うしか無いというか。
ドンドンプロレスに失望する頃でした。NOAHが地上波で観れたので
此方は全日本の流れの純プロレスで
NOAH観てる方が遥かに良かったです。

テリーが日本でスーパーアイドルになった時の頃は
もう時代劇の様なプロレスで痛快で楽しかったです。
大きいレスラーの説得力有る攻撃に受け身で。
今のレスラー達は小型で猫の喧嘩みたいなエルボー合戦に
ウンザリするというか。三沢光晴やドリー・ファンク・ジュニアの様な
凄まじいエルボーの打ち合いが観たいです。
DVDレコーダーが壊れてしまったので最近プロレス見てませんが
真田vs内藤…イマイチ、ピンと来ないというか。
鷹木が1年チャンピオンとして頑張り確かMVPも取ってましたよね?
鷹木よりも真田のインパクトは落ちる感が。
もっと早く王者にしておけば、とも思います。
そして昨夜、ASUKAvs紫雷イオのWWE王者戦も見ましたが
世界一の団体での日本人対決、規模も切れ味も、素晴らしかったです。
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