ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ミシェルカミロ

2007年11月16日 | 音楽
この人はラテン系も含んだ、ドミニカ出身のJAZZピアニストですが
このジャケットの「IN TRIO」を聴いたのは、
営業マン時代、石川セ〇さんや大〇ケ〇ジ氏の
レコーディング、ツアーミュージシャンをしていた、
スタジオミュージシャンのKさんから「是非お薦めですよ!」と借りたんです。
Kさんはその当時、色んなバンドと大○ケ〇ジ氏の
レコーディングをやってましたが、
やはり、それだけでは産まれた子供も養えず、
私の居た会社のビルの守衛をやっていたんです。
一時、私と同じ病気を持っていた大〇氏のレコーディングに行く度に
「大○君の感性に付いてくの大変なんですよ・・・」と言ってました。

そして、色々、LPを貸してくれました。最初に貸してくれたのがこの
ミシェルカミロでした。
いやー!ビックリでした。感性は勿論の事、つくづく正確で強力な鍵盤の
タッチ・・・。アタック・・・。

これは、ギタリストに例えると、アルディメオラ、そしてインペリテリのような
正確さに加えて、その強力な鍵盤のアタックが楽曲をより、強力にしています。

(インペリテリなんかは特に初期、その強力なフルピッキングで曲をダメにしていましたが)

これをトリオで出している、凄く熱いエナジー。
まだ病む前の20代前半に女友達の音大卒のフロート講師の
Tちゃんと海水浴に行ったのですが、
普通、疲れて助手席では眠くなる帰り道、このアルバムのテープをかけたら
飛び起きて、殆ど、耳を集中させ、このアルバムに喰いついていました。
「これは、凄い!」と。元カレがジャズドラマーで留学してたので
JAZZの知識もあったのです。(多分、吹けないけど)
でも、音大出や譜面に強い人は、この強烈な、しかも、かなり早いピアノを
頭の中で譜面にしているから凄いですね。
しかし、譜面が無いと、プレイ出来ないけど。

脱線しましたが、このアルバムでは天才革命児JAZZ、フュージョンベーシスト、
ジャコパストリアスのファーストリーダー作「ジャコパストリアスの肖像」に
収録されている「USED BE CHA-CHA」をカバーしています。
ジャコのアルバムではハービーハンコックがピアノ弾いているハズですが
ピアノの音、テクニックに関しては、カミロの方がインパクトが強かったです。
ジャコの曲より、少し、長く13分位のトリオ演奏でした。

このアルバムはJAZZでも音数で刺激が欲しかった年齢だったので
かなり刺激的なアルバムでした。

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