ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

カーティスメイフィールド 「Roots」

2021年11月19日 | 音楽
帰宅したら、私のテーブルに駅前の音楽スクールの
ウクレレ、サックス教室のチラシがででん!と
嫌味ったらしく置いておりました。習うならギター教室行きたいわ‥と。
というか、昔は有ったんですよね。
認知症になって憎まれ口の度が3倍パワーアップした父が
「お前は教室で教えられないのか?」と嫌味を。
「ちゃんとしたスクールは音楽理論から腕や身体の動きをマスターしてないとなんだよ」
と返すも、後ろで憎まれ口を叩く。まあ、まだ憎まれ口叩く方がウザいけど
マシなのでしょうか?
ホントの初心者のレッスンはした事有りますが、ちゃんとしたレッスン代取れるモノでは
無いです。
思い出せば、当ブログを始めた頃は、「ギタリスト」では無く
「ハイトーンボーカリスト」をやっていたのです。
今や歌う‥と言ってもカラオケでも行く相手も居らず、そして歌う元気もあまり無い。

と、歌を中心サイクルだった頃の私のソウルの神様
カーティスメイフィールド。
こうブルーでドープなサウンドはSoul Clubでもレコード置いてくれて無く。
ダンスに向かないのでしょうかな、カーティスのソロは。
インプレッションズ期は別かもですが‥70年代とかは
ディスコ、ナイトスポットでかけてくれていたのかしら?
薬物系で閉店になった西麻布のClubではかかっていたけど
誰も踊っておらず、その後は結局HIPHOPでフロアは盛り上がっていて。
私はかかっていた時嬉しかったのですが。
そして、ダンス、ナイトスポットとは別に
バンドとしてこの路線やカーティスもカバーをやりたい!と言っても
却下されるのです。ソウル系でもPOPな方が良い‥と。

元々、ハイトーンスタイルで歌っていた私は
メタル→ソウル路線に移った頃
参考になったのがアースウインドアンドファイアのフィリップベイリー、
そしてカーティスメイフィールドでした。
ただ単純に歌うテクニックとして。ミックスボイスを力抜いて
ファルセットスタイルに変更するとマッチする。
日本人体質な私がルーサーバンドロスの様な声が出せる訳無く。
ブラックなリズムを鍛えるといってもブラックにはならないけど
この頃は頻繁に黒いグルーブを身体に染み込ませるのに熱中してました。


Beautiful Brother of Mine


この曲は自分のオリジナルテープに入れ、車や家のステレオで
良く聴いておりました。

カーティスがソロで出てきた頃はニューソウルと言われていた様で。
他に、スティービーワンダー、マーヴィンゲイ、ダニーハサウェイ達。
FUNKとJAZZ色を混ぜ、ブルーさも。
カーティスの歌に惹かれたのは技術より、メッセージの強さ。
何と表現すれば良いやら?
黒人と白人の差別の現状、そして愛。
英語はさっぱり、辞書引かないと解らない所が多いですが
心に染み渡る歌。
ギターはストラトやシンラインとフェンダーギターを
指弾きで。ギターは本人だけの時も有れば
バックにメインギタリストが居る時と。
以前ギターマガジン誌が珍しく黒人ソウルとファンク系ギタリストに
スポット当て、「黒いグルーブギター」の恍惚的な号で発売した時
暫し遠ざかってた同誌を無意識に近い位に手に取りレジへ向かってました。
やはり筆頭はカーティス、スティーブンクロッパー、アーニーアイズレー、
アルマッケイ、デビッドTウォーカー達。

私個人はカーティスのソロ初期がとても好きです。
この「Roots」も。
一曲目の「Get Down」からカーティスがドワーっと出てくるというか。
当たり前なのですが、「カーティス」という安心感が出ます。
ただ、やはりSaturday Nightの盛り上がるCLUBで
カーティスの曲をフロアでかけても、チト違うのかも?ですな。
私がよく行っていた浅草のSOUL CLUBでもかからないし
六本木、西麻布、青山辺りではまず聞いた事が無いです。

そういえば、私の最寄り駅にSOUL BARが有ったのですが
そこはピンクなお店の奥に有り、階段が駅前の道から丸見えなので
勇気出して入る事が出来なかったです。知合いが通ったら
絶対ピンクの看板に目が行く筈なので‥。勿体無い。

とカーティスと私の歌、CLUB等、ミクスチャーの日記でした。

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