ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

桜庭・柴田プロレスをやる

2012年10月14日 | プロレス
正直、新日本プロレス内のプロレスは
段々、ショープロレスに近づいて来ている感じがして
本来、強さの象徴だった新日本プロレスが技のデパート状態に感じて
物足りないモノになっていました。
NOAHとの対抗戦、三沢や杉浦達が新日本に上がり
中邑、後藤と対戦した時は殺伐として良かったですね。
普段物足りなさを一番感じていた中邑がとてもイキイキして良かったです。
実際、NOAHの強さの象徴ともなっていたこの二人の参戦は
カンフル剤のように感じました。
(もう三沢の勇姿は見れないのですが・・)

と、MR高橋によってボロボロに崩されたプロレスラー最強神話、
プロレスはリアルな喧嘩ショーであるという事実を知らされて
ズタボロにされたプロレスへの気持ち。
そこを埋めてくれていたのが、プロレス団体出身で
PRIDEというガチのリングで格闘技界の敵、グレーシー一族を世界に知らしめた
ホイスグレーシーの心を90分という試合で完全に折ってしまい
TKO勝ちを収めた桜庭の勇姿はもうエネルギーになりましたね。
世界中の強豪を自分の足元に沈めてきた、あのホイスグレーシーですから。

その桜庭がリアルなプロレスをやる姿を見るのは
私個人はイノキボンバイエでのケンドーカシン(石澤)戦。
あれは・・・酷かった・・・。
完全にスタミナ切れて、カシンに試合をリードして貰う状態で
全くキレが無い・・・。
純プロレスをやっていた藤田とは、リアルプロレスの世界では違いがあった。
UWFインターと新日本の対抗戦第一試合では永田・石澤vs金原・桜庭と
その日のドーム大会「ベストバウト」と呼ばれた試合をやった男ですしね。

一方、総合格闘技の世界ではインパクトのある秒殺KOでデビューを飾るも
その後、戦績が振るわなかった柴田。
柴田が新日本を退団した時をホントに惜しい逸材を失った・・・
そう思いました。あのゴンタ顔でガチにケンカプロレスを仕掛け
そして尚且つ華がある。

その柴田が生きる伝説となった桜庭と組んで
プロレスをやると。
今、格闘技は地上波契約も中々もらえず衰退していっていますからね。
(修斗やパンクラスは除いて)

で、第二戦になる、この井上、真壁戦。

やはり微妙に異種格闘技戦になっている感じもありますが
気迫はケンカプロレスです。
こういう殺気が新日本にかけてきた気がします。
強さは何処かに行き、華の方ばかりに行ってしまってたので。
ので、見ごたえがある。
私の中ではプロレス=強さの象徴でしたので。

【新日本プロレス】真壁刀義&井上亘 VS 桜庭和志&柴田勝頼【10 8両国】


桜庭組が関節技に持っていき、プロレス技をあまり受けない傾向にもありますが
柴田はガチに蹴り、殴りに行く姿勢が見える。
これが見たかった柴田の姿勢ですね。
NOAHの昔のKENTAと共通する気迫を感じます。

この2戦と先鋒を任されている井上亘には
チト頑張って欲しいです。
中々、日の目を浴びないのでねぇ。

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4 コメント

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今の (GRECOおやじ)
2012-10-14 18:09:14
プロレスが全くといっていいほどわからなくなっているので

すが、この柴田という選手は、あの柴田レフェリーのご子息

でしょうか?
返信する
GRECOおやじさん (太郎)
2012-10-14 20:31:34
お久しぶりです。

昨夜の棚橋vs鈴木みのるなんかは面白かったです。

そうなんです、故柴田レフリーの息子なんです。
返信する
いい動画ですね。 (ミルクマン)
2012-10-15 01:55:45
紙媒体で結果は知ってましたが、地上波はまだだし昨夜の放送はもちろん、香川のゴールもまだナンデスf^_^;
思い入れ云々になると、
井上、柴田、棚橋(順番も大事!)が第一試合の頃プロレス村に帰ってきたので、リング上の井上vs柴田なんか感じるものがありますね。
それとリング下。
こここそワンダーランドです。何があってもおかしくない。対抗戦ならセコンドの小競り合いとかね(柵もあるし)
また楽しみができました。では!
返信する
ミルクマンさん (太郎)
2012-10-15 17:14:35
この3人、同期なんですよねぇ。
井上が6歳年上なんですよねぇ。
ヘビー級戦線に入ってからG1にもエントリーされない程
影の薄い存在になったので、悲しくて。
デビュー戦の相手なんで、もっと力強さと存在感を
見たいと気期待です。(基本体系はあまり変わらないしで)

そういえば、誠心会館の若手と新日本の若手は
(斉藤彰俊が活躍した頃)場外で、大マジ喧嘩だったそうですね
返信する

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