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現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

猪木vsルスカがセメントだったら 2

2019年06月07日 | プロレス
新日本プロレスの運命をかけてスタートした
異種格闘技路線。
やはりセメントをガチで取り入れたのは初期を過ぎたパンクラスなんでしょうね。
前田日明最強説説等色々流れましたが
リングスに関してもKOKルール導入前は半ガチと聞きますし
前田がどれだけプロとしてリアルファイトの試合をしたのか?
ニールセン戦から始まりニールセンが「リアルビジネスファイト」契約と
明かした事も驚きでしたし。あれがガチだったら1ラウンドでストレートパンチで
KO出来たという亡くなったニールセンが回想していました。
一番恐ろしいのが、後に記事で上げる全日本女子プロレスですね。
前座はほぼピストルだったと。
そりゃ、辞めた選手の多くからロクな会社じゃなかったと
言われる訳ですね。賭け事にもなるし。

と、YouTubeの番組見てると、
セメントに強い、という核心的な話となると
力道山時代の弟子だった北沢、G小鹿の話では
スパーでは猪木を止めるモノは居なかった、という北沢氏説。
要するに力道山を凌駕していたという事ですね。
上田馬之助がセメントに強いと有名ですが、やはり猪木の方が強いと
小鹿論。現場に居たからリアルな判断ですかね。
ヒロマツダ、上田馬之助、マサ斎藤、ケンドーナガサキと
全米で活躍した実戦シュートに強い選手。
デュークケオムカの所にプロレス志望で来たハルクホーガンが
四つん這い状態のマサ斎藤に一蹴で極められたカブキの話。
北沢氏が日プロ時の道場破りにくる人間の相手をさせられた事、
新日では藤原、佐山が相手してたと。

プロレスは強さの象徴でしたが、それだけでは
プロとしてプロレスが出来ないのは勿論ですが
今の新日本では絶対やらない異種格闘技ですね。
総合格闘技ブームで迷走した新日ですし。

で、肝心のルスカ。
東京オリンピックの選考、同じくプロレス入りした
アントンへーシングに出場権取られ相当悔しい想いをしたそうで
自費で、当時のシベリア鉄道経由で東京オリンピックを見に来たと。
柔道以外ではオランダのガラス張り部屋のバウンサー(用心棒)を
親友のクリスドールマンとしてたと。
因みにドールマンがバウンサーを仕切ってたそうで。
この二人の強さは遥かに下の世代の日本の格闘家の間でも
語られていますね。
プロ格闘家修行中の小川が還暦位のルスカに敵わなかったと。
というか、酔ったルスカに簡単に捻られ失神寸前に。
猪木戦前に講道館へ練習に行ったら
とことん日本人選手がやられ出入り禁止、
仕方ないからアマレスに行ったら、誰もルスカの相手をしたがらず
後にプロレス入りしたオリンピックレスラー谷津嘉章が簡単にやられたと。
柔道オリンピック重量級、無差別級の王者ですしね。
ロサンゼルスオリンピックで山下が無差別級金メダル取りましたが
当時、ソ連を始め共産圏はボイコットでしたし。

昨年、一度記事にした話題ですが
猪木とガチでやっていたら、汚い手、裏の手を使わない以外
猪木に勝ち目無いと思ってしまいますね。
確かにプロレスは何でも有りでプロの会場でシュートとなったら
喧嘩試合にも慣れている猪木が100パーセント負けるとは言えない所もありますが
(小川vs橋本戦の初戦の様に初戦ガチでやったら橋本有利説ありますね)
プロの実戦を積んだら元々喧嘩の強いルスカが猪木を
殺してしまう位の光景が想い浮かびます。

アントニオ猪木 VS ウィレム・ルスカ

"アントニオ猪木 VS ウィレム・ルスカ" を YouTube で見る


コレまた柔道オリンピック銅メダリストのバットニュースアレンと
試合でシュートになり喧嘩が強いモノ同士凄惨な事になった事があったみたいですね。
やはりプロレス最強説が少なくとも我々世代では論議されましたが
やはり、アンドレザジャイアントという話題が出ますよね。
全盛期で尚且つ試合前にお酒飲んでなければ。
(普通の規格では考えられない事ですがね)
全米、特に南部の荒い地域でトップを取って来た
ザ・グレートカブキがアンドレが最強と語っていましたが
新日本プロレスがブラジル遠征した時、カールゴッチ迄帯同しながら
対戦を避け木戸をリングに立たせたヴァリトゥードチャンピオン
イアンゴメスをルスカが血まみれKOし、血染めの柔道着を来て立っている写真を見ると
真のプロレスラーとは言えないですが、ルスカも最強の一人とも思ってしまいますね。
しかも会場は結構ヤバいリオデジャネイロ。
ヴァリトゥードの連中がその光景、情報を知り行きたち
ヤバいので坂口が即ルスカだけブラジルからかえらせたそうで。
柔道日本一の坂口が「ルスカは喧嘩強いよ」とヴァリトゥードチャンピオンの
イアンゴメスを血染めのKOしたおぞまじい写真を見ると

まあ、絶対‥‥猪木や新間がやらないでしょうが
これがプロの経験を積んだルスカとシュートで試合したら
ゴメス同様、おぞましい光景が目に浮かびます。

MMAと喧嘩は違いますが、喧嘩色が強かった第一回UFCを
全盛期で出場したら、無敵に優勝してしまうんでは?と思ってしまいます。
金網だと余計に。テクニックに優れているヒクソンでも
対戦避ける様に思えて来ます。

と、猪木vsルスカより
ルスカ強し!という内容になってしまいました。

後、前回も書きましたが私のルスカのイメージはイタズラ大王です。
エゲツないイタズラをしても仲間に袋叩きにされなかったのは
皆、ルスカの恐ろしさを知っていたからでしょう。
因みに、散々ルスカのイタズラの餌食にもされたハンセンは
お互いにリスペクトし合ってたそうで。

話は猪木に戻り。
シュートに強い北沢氏の話ではガチで強かったゴリラモンスーンを
東京プロレスに在籍中か出戻りか?の猪木に日プロがシュートでぶつけるなんて話が
実際有ったそうですね。若い猪木は受けて立つそうでしたが。

コレらYouTubeや本、ラジオからの情報が主です。
北沢氏やG小鹿の話は貴重ですね。
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