エージェントスティール 「order of the illuminati」

先月エージェントスティールから派生した「ホリーテラー」の
プレミアＣＤ頂いてから、ちとエージェントスティールの事を
アレコレ思い出しました。
ボーカルのジョンサイリースはホントプリーストのロブハルホードになりたかったのか、とか。
１ｓｔアルバムは今とは概念の違うスラッシュ系、直球スピードメタルでしたし。

その変人ジョンサイリースの消息が分からず、
エージェントスティルが活動し始めたと聞き、仕事帰りに
ＨＭＶにＣＤ探しに行き見つけたこのアルバム。

当時、私は日本のサーベルタイガーや復活メフィストフェレスが熱いと思っていて
再びメタル系ＣＤを買い始めたのですが、プリーストを脱退させられた
ティムリッパーオウェンズを加入させた１作目アイスドアースは良かったけど
他のバンドにイマイチ熱くなれず・・・・。

当時、看板のジョンサイリースを中々見つけられず、
新しいジェフテイト直系ハイトーンボーカリストを加入させて
ほぼサイリースに近いなぁと思いながら聴いていました。

Agent Steel - Avenger


もうメンバー皆、随分大人になっていて、近現代スラッシュメタルに変化していましたが
演奏クオリティーは高いけど以前のような熱さ、曲全体にあまり躍動感を感じず
可も無く、不可も無く……
どこかに眠っていて、先日思い出した次第です。

私はこの頃発売された
クリーターの「エネミーオブゴッド」や再結成デスエンジェルの「アートオブダイイング」で
メタル本格復活と感涙モノだったので、昔からのメタルバンドメイトにＣＤ－Ｒに焼いて送ったら
同じ様で、毎日、目覚まし代わりに聴いている・・・というクレージーさでした・・・。

と、エージェントスティールの今作は数曲聴いていたのですが
その約７年後、ジョンサイリースを戻して「スラッシュドミネーション２０１０」の
オープニングアクトとして来日しました。
その時の音源はラジオで流れ、サイリースはイマイチ元気が無かったですが
「エージェントオブスティール」では、あの光線の様なハイトーンスクリームを聞かせたそうです。
この年のラインナップは結構豪華で、オーバーキル、エクソダス、ネヴァーモア（サンクチュアリは中止）
日本のアウトレイジ、そしてこのエージェントスティールでした。
この翌年に震災が来て・・・２年半スラドミは止まったのですが
今はどうしているんでしょうねぇ、エージェントスティール。