ＰＵＦＦＹ

９６年に井上陽水作詞、奥田民生作曲の「アジアの純真」で大ブレイクした
このパフィー、当時、あの楽曲にダラダラ、ユルユルさが
イイ感じがとても衝撃的でした。
彼女達も下積みがあったんですねぇ。

ファッションもゆったりジーンズにＴシャツ、スニーカーと
男女問わず、人気を得て、ファッション的にも大きな存在となりました。

私も、当時、営業マンやら顎の噛み合わせやらに相当疲れていて、持病が出る
予期兆候があった頃なんですが、このユルユルさが何とも心地良い。
テレ朝でやっていた番組「パ・パ・パ・パ・パフィー」も密かに（？）
毎週の楽しみでした。

そして、この１ｓｔシングルの「アジアの純真」の曲とパフィーのマッチングは
絶大でしたね。まか不思議な井上陽水も歌詞・・北京・・・ダブリンと、
アジアじゃないじゃん！なんて思う事も無く、とても面白かったです。
そして、尚且つ、素晴らしいのは奥田民生の作曲センスです。
個人的に、ＢＯＷＷＹ～イカ天と流れてきた日本のバンドブームで
私はブリティッシュハードロック、ヘビーメタルの鉄壁のこだわりを持って
同世代からも完全に浮いていた偏屈高校生だったんで
丁度バンドブームの中に居た、奥田民生の在籍したユニコーンでも
拒絶反応が出てたんです。曲も聴いてみたけど・・琴線に触れずで。

で、今ではとてつもないギターマニア（オタクに近いか？）で自身の作品でも
説得力のあるギターを弾いている奥田氏ですが、
作曲、アレンジセンスは、正直、ビックリしましたね。
２ｎｄの「これが私の生きる道」なんかも、本当良く出来ている曲ですよね。
アレンジにしても、所々出てくるビートルズフレーズなんかも、
とにかくビックリで、私が当時、ＪＡＺＺギタリスト、アレンジャーの人に
ＪＡＺＺギターのレッスン受けていた時、「良く出来ているよねぇ・・」と
感心していました。
続く、「サーキットの娘」なんかも、奇抜なセンスがビックリでした。
それが、ＰＵＦＦＹにマッチしているから素晴らしいですねぇ。
作曲家は歌う人のイメージを考えて曲を作る事が多いですが、これまた
素晴らしいマッチングですね。
（一部、奥田氏がプロデュースから引いた時期も有るそうですが）

何より、この曲を大真面目に歌う事無く、カラオケでゆる～いノリで
尚且つノリノリで歌えるというのも、大人気を博した一部ですね。

何時の間にか、北米にも進出して、ＰＵＦＦＹのアニメまで作られて、
名前も売れてきて。（日本人ではプリンセス天功以来？？？）

マーティフリードマンもポールギルバートもＰＵＦＦＹ好きですよねぇ。
結婚スキャンダル等色々有りましたが、３０歳を超えてもあのキャラクターで
やり続けられるのは凄いですよねぇ。
（そんな事言ったら・・・山本リンダは？？）